・私の視点
2008年
12月24日AM7:00更新
慎重に・・・、時間は容赦なく過ぎ去っていくものです。
あっという間に一日が終わり、気がつけば一週間が過ぎている。
寒かった暑かったと一月を話しているうちに、一年を振り返る師走が来て、今年も残すところあと一週間である。
師走は、師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」が語源と言われている。
また、一年の最後になし終える意味の「為果つ(しはつ)」からとする説があるようだが、そもそも”師走”は当て字で正確な語源は未詳のようだ。
面白い現代版の解釈では、師を先生と例えて「先生も、あちこち走り回らなければならないくらい忙しい」と表現したものもあるよう・・・
確かに、進学であったり就職であったりと進路で大事な時期である。
教え子の将来を担う先生におかれては、のんびりとお正月気分では居られないのだろう。
私のところに来ている研修生も、もう一つの顔は「塾の講師」がゆえに、この時期は冬季講習が始まり塾に拘束?されている様がうかがえる。
12月議会が閉会し、早くも二週間が経った。
新聞報道から、注目の人事案件も体の不調による退席者が一人いたものの議員全員の同意で採択された。
”慎重に”扱って戴きたい人事案件で、12月議会冒頭から綾がついたが、議会の権限上「任命権と同意権をつきつめれば・・・」である。
町の教育環境は決っしていい状況ではなく、教育行政や子ども達の教育現場の改革を新しい教育委員に心よりお願いしたい。
「時を守り、場を清め、礼を尽くす」が、できていなければ教育は成り立たないもの、まず本町の教育環境で手がけて戴かなくてはならないものだろう。
入札に関しても過日触れたが、一番悪い結果として三回の入札が不調となった。
変更を余儀なくされたが、これもまた今後の為にも特に”慎重に”入札に対する施策を執るべきだろう。
「光陰矢のごとし」の意味は、「月日の過ぎるのは、飛ぶ矢のように非常に早く、帰らない。だから無為に送るな」と言う。
昔の人は、そのときに合う戒めの言葉を残したものです。
12月11日AM5:30更新
12月定例議会、最終日
”しっかり”とした行政運営は、納得できる決まりのうえで・・・
10人の一般質問が終わり、町側よりの議案審議・委員会付託案件審議を経て、本日12月議会最終日である。
人事案件も、最初のスタートから問題を膨らめ難しい案件だが、それよりはっきりさせなければ議会の権威まで疑われる問題がある。
町内の業者を外した入札が行われたが、町指名委員会からの説明には整合性が認められない。
今回の入札に対して、議会だけでなく町内業者や一般の方々にまで納得のできる対応を執らなければ、今後の入札にも影響が及ぶものだ。
風評やデマの払拭をしっかりしたうえで、行政運営を行わなければ必ず「尾を引く問題」となるだろう。
できるだけ早い時期に・・・
議会は、簡単に開くことができないのだから!
12月5日AM6:30更新
本当に、皆さん苦しんでいますよ!
何日か前に、今年の流行語大賞が発表された。
天海祐希さんの「アラフォー」、エド・はるみさんの「グ〜」、が大賞で「上野の413球」が審査員特別賞という。
他に「居酒屋タクシー」、「蟹工船」、「ゲリラ豪雨」、「後期高齢者」、「名ばかり管理職」、「埋蔵金」、「あなたとは違うんです」が選ばれたようだ。
どのようなコンセプトで選んでいるのかは解らないが・・・、
新聞の記事で、今年一番用いられたのは「サブプライムローン」、
「リーマン・ブラザーズ」であり、最近では「リーマンショック」から「トヨタショック」へと変わってきたのだろう。
「世界のトヨタが減益」というニュースが、9月の終わり頃から聞こえはじめたが、日を追うに連れ全ての自動車業界において経営悪化が取りだたされ、派遣職員など突然の解雇である。
昨日の一般質問で、同僚議員から「町内の農・商・工業者で経営上苦境に対する相談等は把握しているか?」の問いに、町側からは
「JAいるま野や町の商工会の事務局に聞いたところ、経営上の相談については現在のところ無いようです」だが・・・
その程度の聞き取りで、議会答弁としているところに憤りを感じる。
やはり、公務員として庁舎の中で事務的作業をしている町職員の感覚からは、一般の生活の苦しさを肌で感じることはできないのだろうか?
今朝の新聞の一面は、解雇を余儀なくされた労働組合のデモの様子が大きく報じられているが、まったく人事ではなく最近の寒さが身に凍みる。
金融機関に相談して貸してくれるなら借りたいものだが、借りたら返すのがまた大変で・・・そのような窓口に足が向くはずが無い。
じっと生活を切り詰めたり、生命保険を解約したり、事業で使ってる車を処分したり・・・と、
今年の流行語なんてどうでもよく、あの手この手で目の前の壁を越えようとする卯年の年の瀬である。
12月3日AM3:30更新
今日から三日間、10人の議員が一般質問を行います。
(議会は、公開の原則により誰でも傍聴ができます)
本日、3番手で私の一般質問があります。
財政健全化法・循環バス・観光事業・優良農地保護について、町当局から見解を伺いますので、時間が有りましたら傍聴に来て見ませんか。
振り込め詐欺について、最近の傾向を調べてみたので・・
1、オレオレ詐欺
「おれだよ、おれ」と電話がかかってきて、うっかり名前を「○○なの?」と問い直すと「うん、○○だよ。実は事故を起こしてしまって、相手が悪くて困ってる」などと指定口座にお金を振り込ませる手口。
他に、「会社のお金を使い込んだ」「サラ金に手を出してしまい・・・」などがあるようです。
2、架空請求詐欺
架空のサービス利用料を請求する内容の郵便や電子メールなどを送りお金を振り込ませる手口で、裁判所などの公的機関や架空の債権回収会社を装い「法的手段に訴える」と脅迫的な対応で迫る。
3、融資保証金詐欺
多重債権者などに「低金利で融資います」「債権を一本化しませんか」などと郵便や電子メールを送りつけ、融資を申し込んできた人に対して、「信用を担保するために、保証金を振り込んでください」と言って振り込ませる。銀行振込だけでなく、定形郵便小包(エクスパック)などを使い現金を送らせる手口が増加しているようです。
4、還付金等詐欺
社会保険事務所などの職員を装い、あたかも年金など還付する手続きであるかのようにATMまで誘導して、ATMを操作させて現金を振り込ませる手口。「暗証番号」などと称して6桁程度の数字を告げられ、被害者は犯人の指示に従ってATMの金額欄にその数字を入力し、現金の振込手続きをさせられてしまいます。
大きくは、以上の4タイプがあるようですが異なるタイプの併用があったり手口は巧妙です。先日書き込んだ「定額給付金」など新しい制度などは、うまく使われる恐れもあります。
このような時!「すぐに振り込まない。一人で振り込まない。」が、振り込め詐欺を未然に防止する対策となっています。
「たいへんだ!」と思うと気が動転してしまい、特に女性は冷静な判断ができなくもなるようです。一人で考えこまないで信頼できる人に相談し判断してもらう事が必要でしょう。
12月1日AM7:00更新
どうなるか・・・? 先を見た対応を!
今日から、毛呂山町12月議会がはじまる。
11月21日には、12月議会の議会運営委員会が開かれ町長よりの挨拶で「最終日に人事案件を提出したい」旨の言葉を聞いたが、その内容が11月29日の埼玉新聞朝刊で実名まであげられ掲載された。
人事案件は、議会の同意を得なければならず慎重に扱うべき問題だが、またしても町執行部の「道理を無視した対応」である。
「議会軽視とならぬように」と、執行部側からの議会答弁を何度となく議会中に聞くが、正に議会軽視そのもの・・・
特に、一課長から議会の同意を得なければならない重要なポストへの人事は物議を醸すだけに、今回の新聞掲載は議会を暗礁にのせるようなものだろう。
そんな折、12月議会を二日後に控えた同じく11月29日の土曜日だが、「ある議員と町特別職の地位にある人が、この時期にゴルフをしている」という話しが飛び込んできた。
すべての内容は把握してないが、国の中央でも政局が安定せず三位一体の改革から低所得者にも税の負担が増し、介護保険税から問題の後期高齢者医療制度と・・・・
自分でも強く感じるが、国民が喘いでいるときである。
ましてや置かれてる立場と時期を考えた時・・・
皆さんは、この事をどのように感じるだろうか?
議会議員は、ある時はチェック機関でもある。また昨今のように行財政改革が進められる中では、住民に対して苦渋の選択を誣いられるもの・・・
すなわち、執行部とはある一定の距離を持つうえで、その距離が時により近くもなるだろうし遠くにもなるものだろう。
避ける事ができない大事な付き合いなら、他言しないのも一つのマナーではないだろうか・・・
議員は「十派一絡げ」で見られるもの、私だけが過敏に反応しているのなら、それもまた問題だが今の時局の常識だと感じるので、あえて書き込みたい。
11月25日の朝刊では、毛呂山町にお住まいの65歳女性が振り込め詐欺に遭った記事が掲載された。
10月から、十数回に分けて併せて540万円もの被害金額だと言うが、師走を迎える時に残念な事件である。
一時期より振り込め詐欺が減少してきていたが、今年(平成20年)になって手口も巧妙になり激増しており、今年の1月〜7月までの被害金額は全国で193億円に上ると内閣府の調べである。
世知辛い世の中で、そのような被害に遭われないように切に願うが定額給付金をネタに使われる可能性もある。
担当課がどこになるか、まだ聞かされていないが・・・、
町としても、先を見た万全なる対応をお願いしたい。
11月20日AM6:00更新
いつものようにしないために・・・
12月の声を聞いたとたんに、すごい寒気がやってきた。
昨日のニュースでは、日本海側の富山県で−34度を記録したとのこと・・・、どうりで車のボンネットが凍っていた。
昨日の朝、まだ暗いうちに車のエンジンをかけ、暫し経ってから気になる場所を見て回った。
農地であったり、道であったり・・・凍てつく朝に枯れ上がった雑草には、白い粉が光り・・・この冬の到来である。
9月議会の一般質問で、優良農地の保護に関して時間切れの状況もあり、納得できる答弁がいただけなかった。
すっきりしないからではなく、「大事なことなのに整合性がない」と思えてならない。
併せて、「観光事業」と「財政健全化法」そして請願から町が進めて
いる「循環バス」について、12月議会の私の一般質問とした。
議会運営委員会でも一般質問において、「一問一答方式を取り入れるべきか否か」が議論されるが、私は一問一答方式でやるべきだと話している。
真の議論展開ができ、議員として否が応でも質問内容に対しての「調べ」を怠ることはできないものであろう。
明日の議会運営委員会で、12月議会においての一問一答方式がいつものように話題となるのだろうが・・・、
毛呂山町議会では「話しだけで終わる」、
そんないつもの予感である。
11月17日AM6:30更新
毛呂山町産業まつりが盛大に開催されました。
15日に65Kgの俵を、わずか3,46秒で担ぎ上げた
玉林寺の中島さんが、今年度の力自慢のチャンピオンです。
15・16日の毛呂山町産業まつり、楽しんで戴けたでしょうか?
16日はあいにくの空模様でしたが、心配された雨も思ったほど降らず来客数も多かったようです。
ただ、私達のメインと言える「俵かつぎ」と「小室さんのワラ細工コーナー」は、もしもの天候のときに大変な事態となるために、残念ながら早々と中止を決断し、「チヂミ」と「餅つき」のみの営業となりました。
(実は、私自身喉を痛めてしまいガラガラ声だったことも・・・
なお、俵担ぎの挑戦者は男性18名で見事にかついだのは8名。
女性では、一人挑戦されましたが残念ながら、胸までで失敗に終わりました。今回女性用として用意した俵は50Kgでしたが、やはり重過ぎたようです。来年、女性の部は40Kgに変更いたします。)
途中、役場前の駐車場で行われている商工部門のブースに顔を出しましたが、メインのステージが設けられたり出店数も多い関係からJA会場より賑わっており、その点からも不公平を感じた次第です。
偏った考え方を改め、出店する立場の方々へも公平な運営を行うことが住民サービスへと繋がることは歴然です。
産業まつり実行委員会の良識ある判断を、来年度に期待致します。
先週の14日、木城町より田口町長をはじめとして総勢11名で本町にお越し戴き、夕方からは歓迎の宴が開かれました。
本町職員による手料理と同じく職員や新しき村の村外会員の皆さんによるもてなしにより、質素ではありましたが大変アットホームな懇親の会となりました。
特に、木城町の産業振興課長の半渡さんからは、木城町の小さな町(人口5千人余り)であっても、県や国との巧みな繋がりが窺え大変勉強になりましたし、商工会員でもある小松久美子さんの民謡披露にも驚きました。
「宮崎県の木城町と埼玉県の毛呂山町が、武者小路実篤による”新しき村”の関係で、友情都市の盟約を交わし何ができるのだろう?」
という、疑念の声も一部には聞かれましたが・・・、
10月18・19日に開催された木城町の「ふるさと祭り」に、本町から副町長・議長をはじめ8名が伺わせていただき毛呂山町の紹介から、今回の本町「産業まつり」への木城町参加が実現となり、両町にとって「大変いいスタートがきれた」と言えます。
現代では、ネットでいくらでも情報交換はできますし、両町の子ども達のホームステーの交換もいいでしょう。
半渡さんとは、「毛呂山町の農業後継者はまだ独身者が多いので、是非木城町の女性との合コン企画なんてどうでしょうか?」
と盛り上がりましたが・・・
話しだけでなく、末永く良縁が続くことを願うものです。
11月14日AM6:30更新
毛呂山町と友情都市となった、木城町の方々が来町します。
今週は、15、16日に開催される毛呂山町産業まつりへの参加のため、その準備が忙しかった。
農協の直売組合の野菜即売会に「毛呂山産ごぼう」を売り込むために丸二日、収穫作業にも追われた。
一昨日と昨日、「もろやま一番会」としてブースを借りて、昨年に引き続き、「毛呂山町で一番の力自慢は誰?俵担ぎ」、藁細工一番の小室さんのコーナーとして「ギャラリー小室」、毛呂山町の一番安心な野菜を使った「心土不二もろやま一番チヂミ」、そしてトッピング色々な「もろやま一番新米つきたてお餅」と・・・
どれも昨年よりパワーアップをしているため、来場者に楽しんで戴けるのではないだろうか。
特に、人気があった「俵担ぎ」今年は女性用も用意してあり、男女とも挑戦者に対して制限時間を設けたので、真の力持ち(力自慢)が判るのではと・・・
お餅の部門も、二日間でどれだけ「もち米がつけるか?」に挑戦するため、あれやこれやと趣向を考えており・・・
多くの来場者であることを祈りたい。
お祭りとして、いろいろ仲間に声をかけて頑張るのも、根底には産業まつりを別々の二会場ではなく、「是非商工部門と一緒に大々的な一会場で行うべき!」という思いがあるからで・・・
デメリットばかりが目に映る、この3年程の産業まつりであろう。
話しは変わるが、毛呂山町の「新しき村」が90周年を迎え、明日町の福祉会館で記念事業が開催される。
(朝日新聞、14日埼玉版掲載)
「新しき村」のつながりで、宮崎県の木城町と友情都市の締結をし、本日、木城町から田口町長をはじめとして多くの関係者が本町を訪れる。
産業まつりでも、木城町のブースが特設され、特産の鶏肉による商品を格安で提供していただけるとのこと。
数に限りもあるようなので、是非お早めに会場にお越し頂き、初冬の祭りをゆっくり楽しんで下さい。
11月7日AM6:00更新
イエス・ウイ・キャンから始まる
昨日(6日)、日本国内すべての新聞の紙面を飾ったのは、第44代アメリカ合衆国大統領となる、民主党のバラク・オバマ上院議員だ。
「チェンジ」を合言葉に長い大統領選を戦い貫き、8年のブッシュ大統領による共和党政権を民主党政権へと奪い取った男である。
政権交代の背景は、アメリカの2大政党制からブッシュ政権への批判が大きい要因かも知れないが、ほとんどのメディアが報じるのは国民を魅了するリーダーシップとしての演説の素晴しさだろう。
勝利宣言をするオバマ候補は、赤いレジメンタルのネクタイが印象的であり(赤いネクタイは、見ている側に強さをイメージ付ける作用があります)細かい配慮が伺え、ITの分野でもネットで草の根的な運動を展開し若者の指示を集めた。
政治資金でも、優位に立てない州から5ドル10ドルのネットによる支援を積み重ね、支援先には「DEAR ○○・・・ 」と絶えずメールを送り続け、親近感によって”チェンジへの同士”として支持者を広げていったとの記事を読む。
「アフガニスタン・イラクより経済対策だ」とブッシュ政権を批判するかのように・・・、
世界経済までひきづり込み「今世紀最大の金融危機」に直面しているアメリカの難題に立ち向かう一人の男に、世界が注目していると言える。
反面、こんな話しもある。長い人種の壁をオバマは乗り越えたが・・・
「あと30数年でアメリカは白人が少数派になり、黒人やヒスパニックなどが多数派になる。他民族化が加速するアメリカで、オバマ氏の大統領就任そのものが壮大な実験なのかもしれない」
(7日、朝日新聞2面)
「実験」?の文字に、消え去ることができない人種の壁を感じてしまうのは、私でけではないだろうが・・・、
本当に、差別が無くなる時代を願いつつ
私も、「イエス・ウイ・キャン」対話と統合を強調する、オバマ大統領に世界平和を託す一人です。
11月4日AM7:00更新
”心土不二”町を挙げての、収穫祭ができればいいね・・・
しばらくぶりに、昔からの仲間に声をかけ集まった。
テーマは、「心土不二で秋の収穫祭!」。
この秋に採れた野菜でチヂミを焼き、蕎麦を打ち、新米の餅米で餅をついて、と・・・ 初冬の午後を楽しんだ。
地産地消より意味のある”心土不二”を2月15日の書き込みで紹介したが、今現在研修生として私農場に来ている若い二人は、その”心土不二”を前面に出した農業を目指している。
今回野菜チヂミを焼いてくれたのも、蕎麦の生粉打ち(十割)で見事に長く香りのある蕎麦を食べさせてくれたのも、その二人であり感心と言うより尊敬に値する腕前である。
結局のところ、私の担当した餅は餅米を蒸かして機械にセットしたぐらいで、辛味餅の大根おろしも彼らが下ろしたので「他力本願」のような会になってしまったが・・・
にぎやかな話しの中で「来年は、町全体に呼びかけできるような収穫祭を企画してみたい」という声が上がったが、いろんな意味で幅の広いスタッフが集まってきた気がする。
今年から、毛呂山町の市場地区で進めていた牛蒡の産地化作戦(自称)も、発芽率が悪く心配していたが、後半良く育ち今が最盛期で収穫に追われている。
産業まつりやJAの売り出しで「毛呂山産ごぼう」をPRしていくつもりだが、市場・大久保地区の農家の奮起に繋がれば最終的な結果をみることができるのだろう。
大久保耕地での水稲作付けを今年で終わりにする。
3年の奉公ではないが、私が携わって3年で40%台から90%台の作付け率に向上し結果を見た。
畑部門の牛蒡は、3年もかからずに「早くの結果を・・・」と願うばかりだ。
10月30日AM7:00更新
助けたいも驚かせたいも、性分ですから・・・
「来年度は、いよいよ給料の減額を考えていかないと難しいかと思われます」。
先日、月に一度来てくれる会計事務所の方からの言葉である。
自身の農場経営が、燃料費を始めとする諸材料費の高騰で利益率を押し下げ、苦しい状況となった今年度だ。
間接的に仕事に係わる事でも、全般を通して無駄が多い・・・
他人のことながら、何かと面倒をみてしまう時間を割り切らないと
「親亀コケテ、小亀も・・」に成りかねないのだろう。
性分で治らないから、今更の話しでもないが・・
以前から、川角地区にブルーベリー畑がある。
”引きこもり”という障がいをもった子供達を受け入れた施設が始めたブルーベリー栽培だったが、その施設も今から5年程前に閉ざされ200本以上植えられたブルーベリーも雑草に覆われた状態だった。
それが今年の6月頃、開発の関係から「ブルーベリーをなんとかしてもらえないか?」と相談が舞い込み・・・
断れば、それで終わる事だが、「なんとかブルーベリーを助けてあげたいんですよ」と、話しを仲介してきた方の言葉に負けて、自農場で引き受けることに・・・
あわただしく、ブルーベリーの葉が紅葉してきた今、植え替えの作業に追われてている。
200本ものブルーベリーは、暑さに弱いハイブッシュ系が殆どで、尚且つ、私の地区(毛呂山町の山あい)の土壌は、ブルーベリーに適さない粘土質の高い沖積土壌だから植え替え時に相当量のピートモスを使うようだ。
(ブルーべりーは、火山灰土壌で酸性を好む植物です。比較的冷涼な地域のほうが良く育ち、特にハイブッシュ系は大粒で甘いのですが、温暖化が進む日本には次第に適さなくなったと言えます。これからブルーベリーを植えられる方は、比較的小粒ですがたくさん実をつけるラビットアイ系の品種をお選び下さい。)
ブルーベリー栽培を経営に入れることが「吉と出るか凶と出るか」疑問だが、できるかぎりのノウハウで栽培が難しいハイブッシュ系ですが「大粒で甘いブルーベリーで、多くの皆さんを驚かせたい」
の思いだけでしょう。 これもまた、性分ですから・・・
10月29日AM6:30更新
次は何?、自己顕示力が強くなってしまいます!
先週の新潟県日帰り視察、はっきり言えば「あまりにも出来レースのようで・・・」考えさせられる内容でした。
指定管理者制度と言うより、その自治体の体質まで考えなければならない事案だったのでしょう。
よく咀嚼して・・・、今後の判断に役立てたいと思います。
「今年の内に、解散総選挙は無いだろう」
と思い、このコーナーの10月15日に「衆議院の解散が先延ばしになりそうな観が・・・」と書き込んだが予想が的中した。
MA米を6月に批判すれば9月に事故米問題が浮上したり、問題とするべきポイントが”たまたま?”でも、取りざたされると自分でも嬉しいような、驚くような・・・。
今年の1月29日に、軽率な発言が多い橋元知事について”軽さ”を苦言として書いたが、相変わらず問題を次から次と起こしてる有様は、やはりタレントなのだろう。
あるいは、漁業関係者への政府の対応をゴネ得と思えたが・・・
今の原油価格を含めた結果から、国内全般の経済状況を皆さんはどう判断するのだろう。
私は、「自己顕示力が強い」という分析結果を頂いたことがあり、それは長所とも短所ともとれるもので、「多かれ少なかれ議員は自己顕示力がなければ、いけない域のもの」とも・・・、
自分なりに都合のいい解釈をして、ここに書き込んでしまうが・・・、やはり短所と自分を戒めなければいけないのだろう。
10月23日AM6:00更新
早朝より強行軍、新潟県に日帰り視察して参ります。
一昨年前の新聞だったか、福島県の矢祭町で全国に呼びかけ、読まなくなった本を集めた図書館が開館した記事を見た。
その業務も、町民のボランティアによるもので驚いたが・・・
矢祭町と言えば、行革では最たる町!
「合併しない宣言」から始まり、町長自らの節約主義や昨年の「町議会議員の議員報酬給料制」を町議会が可決したことで、全国に問題提起を発信している。
一週間程前の新聞(朝日新聞)には、議員報酬の給料制賛否について、矢祭町の「議員からの声」の記事を見たが・・・
議会活動や議員活動を、「結果的には抑制させられる」という観がしてならない。
行政改革の歴史を振り返ると、20年前によく聞かれたのが「第3セクター」であり、それが5年前からは「指定管理者」という新しい制度になったのだろうか?
「指定管理者制度」は、公共施設などの運営に対して民間活力を導入して人件費などを大きく削ることができる制度だが、毛呂山町でも行政改革の一環として積極的に取り入れている制度だと言える。
先の、毛呂山町9月議会でも「町立図書館に対して指定管理者制度の導入」が町側より議案提出され、総務文教常任委員会での委員会審査の末、継続審査となった案件である。
また、つい先日では”町議員の全員のところへ・・”と言ってもいいのだろうが、図書館の指定管理者制度導入に反対する意見書が差出人もなく郵送された経緯もある。
全国的にも、図書館における指定管理者制度の導入は、例とすれば少なく、付託された総務文教常任委員会の判断も必然的に慎重とならざる得ない。
今日は、その継続審査中の議案のため、早朝より日帰りで新潟県の指定管理者制度を導入した図書館を視察して参ります。
そんな折だが、今朝の新聞(朝日新聞)では・・・、
「民活やめ、区が運営主導へ」という、中野サンプラザの記事に目がいく。
区議会による判断だが、民活により黒字に転じた優等生でも、新しい問題点が浮上してきた背景は・・・
田舎の小さな町から大都会のど真中まで、行政改革はさまざまだが
民活導入に対して、更に慎重を来たすべきだろう。
10月20日AM6:00更新
バイスタンダーによって、人間の蘇生率は変わってしまう!
昨日、毛呂山町では第9回の防災訓練が行われました。
秋晴れの好天にも恵まれ、埼玉医科大学付属病院・東京電力・武蔵野ガス、そして町関係機関の総勢482名の参加であり、大変有意義な訓練となりました。
なかでも、AED(自動体外式除細動器)の訓練では、参加者の積極的な姿勢が見られました。
私は、朝型人間ですから今朝も3時過ぎに起きてると、その明かりからか突然同級生(悪友?)と医療機関で働く後輩が乱入してきて、
「遅くまで飲んでラーメンを食べたら、この時間になった」とのこと・・
(こう書くと飲酒運転のようにとられますが、一人は飲めませんので 変な詮索は無用です)
酔い覚ましのお茶を出しながら、昨日の防災訓練とAEDの話しになり、その後輩から色々と御教授を戴いたので・・・
「皆さんは、倒れている人にAEDを持ってきて心臓にショックを与えれば心臓が正常に動き始めると勘違いしている。
AEDはあくまでも心臓の細動(痙攣ケイレン)を取り除く機械であり、一番大事なのはバイスタンダーなんですよ。
(バイスタンダー:偶然に通り合わせた人・すぐ側の人)
すぐ近くに居合わせた人が、倒れている人に対して的確に判断し初動の行動が執れれば、人間の命は助かる確率も高くなるんです。
例えば、心肺停止の状態で何もしないでいたら、1分につき10%づつ蘇生の可能性が下がると言われています。
だから、できるだけ早く意識の確認、呼吸の確認と気道の確保、心音の確認をして必要ならCPR(心肺蘇生法)を始めなければならないんです。そのなかでAEDの効果があると考えて下さい。
そもそもAEDは、心臓の4つの波形の2つしか反応しないようになっていて、それ以外には電気ショックを与えませんから、AEDを持ってくるまでのCPR(心肺蘇生法)が大事で、AEDのショックを与えた後にも救急隊員が来るまでCPRは続けるべきなんです。
倒れている人の側を離れたら当然CPRはできなくなるのだから、一人でなんとかしようと考えないで、できるだけ多くの人に集まってもらい119番に電話する人やAEDを持ってきてもらう人、一緒にCPRを手伝ってくれる人が必要なんですよ」 と・・・
さすがに、医療機関で働くだけのことはある。
酒好きな奴だけど、見直しました!
10月15日AM7:00更新
誰に、ハスを食べて戴きたいか・・・?は、言いづらいものです。
重油の営業マンが久しぶりに顔をみせた。
「来月は十円以上、下がりますよ。だから今月は、入れないでください。暮れの12月については、まだ読めないんですけど・・・」
月を追って原油価格が下がっているとの事、上がりはじめた当初の1リットル60円台(A重油価格)まで戻すことはないにしても、期待できる先行きだそうだ。
以前にも、「ゴネ得をした容の漁業関係者」のことを書いたが(このコーナーの7月31日)、燃料費の急激な価格変動で業を断念した人は多い。
そのわずか2ヶ月あまりの経済状況から言えば、「先が読めなかった・・・成れの果て」である。
後輩が先日、「いいホタテが、手に入ったから炭を熾して焼きましょうよ」と夕方来たから、少し早かったが仕事を上がり七輪に炭を熾した。
「新さんまも安かったから御裾分け」と秋刀魚も戴いた。白い発砲スチロールに20尾入って1300円とのこと・・・(川越市場)
そんな市場価格で、漁業関係者はやっていけるのだろうか?
あの時、「今年の秋は、魚が高騰するぞ!」と予言したメディアは多かったし、誰もが感じた「食卓への経済波及」だが・・・
「一寸先は闇」の結果から、思わぬ秋の夜長を楽しんだ。
子供のころ、ハスを食べない私に「ハスを食べないと、先が読めない人間になってしまうから」と、母によく言われたが・・・
(ハスの穴は「向こうが見える」ことから、先を読むと言う縁起物で正月のおせち料理には、必ず入れるものである)
最近、衆議院の解散が先延ばしになりそうな観がある。
年明けや2月の声も強くなった背景には・・・、
「国民の生活が第一」の声を、最近になってどの党も前面に出してきた結果からだろう。
10月10日AM5:30更新
フットワークの良さが売りですが・・・
ときおり、町民の方々から色々な相談を受ける。
先日、若山地区の方から「細い路地から大きな路地に出るのにカーブミラーがないので困っている。以前はついていたが、いつの時か外されてしまいそのままで、息子が役場に相談したが取り合って戴けないようだ」と・・・
地区のことは、区長さんから行政に要望していただくのが本来であるが、昨日役場に用もあったので行きながら若山地区を回り現地を確認した。
カーブミラーの要望があった場所は、細い路地側から見ると対面が商店でミラーを取り付ける場所も無い。同じような所が2〜3箇所あったが若山地区の住宅地の形状から、カーブミラーの多さには驚いた。
普段、カーブミラーそのものを気にしてなかったが、若山地区の狭い路地ではカーブミラーを取り付ける苦労が窺える。
専用の支柱が立てられる場所があればいいが、電柱だったり建物や看板の都合で、ミラーの高さや角度もまちまち・・・
地区の景観からも、「カーブミラーについて統一的な他の手段が無いものか?」と考えさせられた。
役場担当課では、今回のカーブミラーの要望について
「2ヶ月前ほどにあった話しで現地も確認しましたが、取り付けられる場所は少し離れた電柱しかなく、とりあえず地区の区長さんを通して要望を出してほしいと回答したが、今のところその地区の区長からは要望がない」とのこと。
また、「カーブミラーを取り付けてから、なんであんなところに取り着けたんだと、苦情が来る時もあるので地区をよく知ってる区長さんから要望して戴くのがいいんです」。とも・・・
その通りであり相談をしてきた方にも、対処した事・行政の対応をそのように伝え、納得をいただいた。
それ以外にも別件が2件あり、それらは時間がかかりそうで・・・
そうでなくても、秋は行事が多く
農繁期が一段落しても、公繁期が続きそうだ。
10月8日AM7:00更新
レクリェーションの前に、まずはコミュニケーション!。
先日の日曜日(5日)、第41回の毛呂山町町民レクリェーション大会が朝からの好天に恵まれ開催されました。
3日の書き込みで不協和音に触れましたが、さっそく私の地区でその一端が・・・、
昨日(7日)の朝、幹事区長より「問題への対処は、すべて終わりましたから」と連絡を戴いた。
事の発端は、地区対抗競技「綱引き」である。
毎年のように、町レクが近づくと区長が集まり役割分担・各地区からの選手選考・練習日程などと会議がもたれ・・・、
例年のごとく、私に綱引きの指導の依頼が来た。
「もう、新しい体制でやったほうがいいですよ」と断るのだが、先にも書き込んだように「4地区の区長会議で決まった事だから断られると再度会議をもつようだ」と言われ、しぶしぶ今年も引き受けたのだが・・・
3日間の予定された綱引きの練習に選手が集まらない。
結局、予定された三日間の練習にまったく顔を出さない方が5人もいる事で、大会前日には選手の確認をする破目になった。
そのことで確認をされた地区の役員から、町レクが終わった翌日の月曜日になって、幹事区長を通して私へのクレームとなったらしい。
大会当日のテントでも、その役員さんと・・・
「練習に出れなくても、本番に出ればいいんでしょ!そもそもレクリェーションなんだから」と、
すべてを詳しく書き込む気もないし、どんな時も人の価値観は違うものである。特に私達の「越辺川北ファイターズ」の今までの経緯からも、この価値観はおのずと変わるものだから・・・
間に入って、対処した幹事区長から
「町レクの話しから、町循環バスの話しで落ち着いたから」と・・・、
請願から、町で進めてている循環バスの考え方に、その地区では
「異論が多いらしい」とのこと。
問題を摩り替えるのも可笑しな話だが、余計な話しで時間を費やした幹事区長に申し訳ない思いでもある。
10月3日AM7:00更新
スポーツの秋、到来!私の引退はいつになるのやら・・・
朝バナナ減量法は、まだまだこれからも続くブームなのでしょう。
今朝の朝日新聞の2面で、大きく取り上げていますがブームによって甚大な被害も出ている企業があることも判ります。(要一読)
さて、スポーツの秋がやって参りました。
毛呂山町では、10月5日の日曜日に大類グランドにおいて町民レクリェーション大会が開催されます。
地区対抗種目と当日飛び入りで楽しめる種目も、多くプログラムされていますので、秋の休日を御家族でゆっくり楽しんで頂ければ幸いです。
特に、朝一番の種目は「バナナで朝食を・・」ですが、「バナナが手に入るのか?」が、心配なところでもあります。
私の地区は、地区対抗種目の「綱引き」で名を馳せております「箕和田・西戸・東原・目白台」ですが、昨年はライバルでもある「滝ノ入・阿諏訪」地区に負け3連覇を逃してしまいました。
今年、なんとか優勝カップを奪回したいところですが、天候の悪さで練習も少なく心配なところ・・・
今年から、綱引きは2ブロック制になった関係から、本番でも勝ち上がりながらタイミングを掴んでいく、私達「別名・越辺川北ファイターズ」にとっては不利な展開となりそうです。
ここ何日か、天候も定まらずそれだけが心配ですが、
大会運営に携わる関係役員、各地区の区長さんを始めとする役員さんの選手集めから始まる準備の苦労を思う時・・・
本町に住居を求め越されて来た方々にとっては、町民レクリェーション大会が長く続いてきた経緯や意義は・・・・?
その辺りの不協和音が、この「大会のあり方」に対しての分岐点なのでしょう。
プロ野球人生23年の、清原選手ではありませんが、
町レク選手27年の私も・・・、
早く「綱引き」から引退したいものです。
10月1日AM9:30更新
朝バナナより、一回り小さい茶碗減量法で・・・
先日の夜、いつもの様に同級生と会って、いつもの様に飲む話しに・・・
「まず、始めはビールと言いたいところなんだけど、ビールはプリン体がなぁ」
メタボリック予備軍の私は、最近お腹の回りについた脂肪が気になっており自然と低カロリーの物を求めるようになっている。
(プリン体は尿酸の素となり、あらゆる食品やアルコールに含まれている。特に動物の「卵巣や内臓」といった細胞数が多いものに比例して多く含まれており、麦芽にも含まれていることからアルコール飲料でビールはプリン体が多い飲み物とされている。
ちなみに、ビールより麦芽比率の低い発泡酒では、プリン体の含有量は約半分程度で焼酎には殆ど含まれていません。
ただし、アルコールにはプリン体の含有量に関係なく体内で尿酸値を上げる作用があるらしいので、あくまでもアルコールを飲む量が問題のようです。)
すると、同級生から「朝バナナがいいよ」の言葉・・・
毎朝、朝食は一本か二本のバナナと水だけですませ、昼食と夕食は通常のようにするだけで自然と減量していけると言う。
その同級生も、すでに一週間程試しているが便通もよく、減量してきたのが判るほどだと・・・
効果が目に見える「朝バナナ減量法」は、昨今のブームで東京のスーパーではバナナが消えたそうな。
「そんな馬ナな!」の話しのオチで笑ったが・・・
次の日、朝日新聞の朝刊のコラム「天声人語」には、何時間か前に飲みながら話題となった「朝バナナ減量法で、店頭からバナナが消えた話し」が書かれており、そのタイミングの良さに目が点となった。
一年に一度、自分の誕生日の前後に決まった医者に掛かり血液検査や胃カメラまで我慢して診てもらっていたが、今年は何故か4月の誕生日の頃に行かずじまい・・・
そんな矢先に、メタボ検診で中性脂肪が高いと指摘され再検査の通知が届く。
毎年の血液検査で知り得てるとは言え、やはり早々にいつもの医者に掛かろうと思わせるのも、メタボ検診のメリットなのだろう。
「朝バナナ減量法」は、いつものメディアによるブームだが、「やってみる価値はありそう」と思いつつ・・・、
一先ず、私は茶碗減量法でしょうか。
今までのご飯茶碗を一回り小さくして、「もう少し食べたい」という気持ちを抑えて三度の食事を済せています。
結果がいつになるのか・・・
ダイエットで重要なのは、やはり根気なのでしょう。
9月25日AM5:00更新
検証という言葉が、使われる時期です。
麻生内閣の新閣僚が、今朝の新聞に紹介されている。
何日か前から、農相は石破元防衛相と報じられていたが、現実となって新たに期待が高まる。
政治の世界はもとより、「不信」の言葉が常についてまわってきた農業の分野である。
MA米(ミニマムアクセス米)を批判してきたが、その途端に事故米の事件で・・・
今もなお汚染の域は広がっており、石破農相にすっきりとした処理をお願いしたい。
とは言え解散ムードも、いよいよ最終段階に来たのだろう。
先日の、小沢民主党代表の三つの政策にも信憑性が・・・?
と、言わざる得ない内容だ。
「今は、言ったもん勝ち」のような政局で、しっかりとした検証を国民の一人一人がするべきで、その天下分け目の大事な局面と言っても過言ではない。
長い9月議会が終わり、遅れていた米の収穫作業(稲刈り)も先が見えた感である。
PCの前に座れるよう生活のリズムを取り戻しながら、国はもとより自分自身の検証をしていこうと思う。
9月8日AM6:00更新
「肉を斬らせて、骨を斬る」 最短での総選挙が見えてきた
9月5日金曜日の夕方、農林省から泊り込みで農業の現場を研修に来ていた研修生を坂戸駅まで送った。
いわゆる官僚の卵と言ってもいいのだろう。
今年農林省に採用が内定し、今まで各研修を受け続けて今回の農家研修が研修としての最終的な段階とのこと・・・
以前から多くの研修生を受け入れてきたが、農林省(国の機関)からの派遣は初めてであり、受け入れ初日の8月25日の夕刻には「どんな青年が来るのか・・・?」と物見遊山のようでもあった。
少し小柄な研修生は、新潟県出身で国家公務員一種の採用であるから正にエリートと言ってもいいのだろう。
研修当初弱々しい話し方も、しだいに緊張がとれたせいか質問も多くなり、積極的な姿勢が次代の日本農業の一端を担うに頼もしさまで伺えるような12日間の研修となった。
農業を目指す埼玉県農業大学校からの生徒や、農業改良普及員となって県からの要請による農業体験研修として受け入れた普及員の卵などと、我が家に来る研修生は比較的幅があるほうだが・・・
今回の研修で、官僚の卵が農業の実態を身を持っての体験から何を掴んでくれたのだろうか。
今後の、日本農業の現場に役立てて頂く事を切に願う。
今日から、毛呂山町議会は10人の一般質問も終わり議案の審議に入る。
4日の私の一般質問は、時間切れの状態で納得のいく答弁ではなく、再度仕切りなおしで町としての見解を質していきたい。
何日か、新聞を読みふける・・
福田首相の「肉を斬らせて、骨を斬る」のような作戦が見えてきた。
(2日の朝刊では、「政権投げ出し」とひどい見出しだったが、現時点での与党への支持率の上昇を予感する記事は、一つもなかった・・)
今朝の新聞では、解散総選挙が最短の兆しで・・・
一機に選挙ムードとなりそうだ。
9月4日AM8:30更新
9月議会三日目、一般質問で登壇いたします。
本日、私の一般質問です。
執行部に対する通告は・・・、
1、都市計画法と優良農地保護
2、生活保護受給
3、町道・農道整備
4、グリーン事業 の4問です。
3番目ですので、今日の午後1時過ぎかと思いますがお時間が取れましたら、是非傍聴においで頂ければ幸いです。
9月2日AM7:00更新
毛呂山町9月定例議会開会
「あの時か・・・・」
今朝は、朝から何日か前の新聞を引っ張りだし捜した。
福田首相の辞意表明が昨夜9時過ぎに行われ、寝るまで「国家の一大事」を見て思いだしたのは・・・、
定額減税に対する自公による攻防の記事である。
30日(土)朝刊の2面を開き、読み直す中に・・・
自公幹事長ラインが、今後も政府に財政出動を迫っていく構図が見えてきた。
の記事が、与党であっても一枚岩では無かった内情を見せてしまったものだろう。
昨日の9月1日、毛呂山町では定例議会が開会し冒頭における議長選挙で伊藤和由議員が、副議長選挙で私こと井上健次が互いに11票(議員14票中)という多くの御支持を頂き就任する事となりました。
毛呂山議会の事を書き始める矢先に、国会の様子が・・・・
8月26日AM6:00更新
日本女子ソフトボール金メダルは、埼玉から成る!
多くの感動を与えてくれた北京オリンピックが閉会し、昨日の25日に日本選手団が帰国した。
国民の期待を一身にあびて、結果を出せた選手と期待とは裏腹に思わぬところで結果が出せなかった選手と様々だが、戦い抜いた選手に心から「お疲れ様でした」の言葉をかけたい。
特に、ソフトボール女子の金メダルは、まさに死闘を征した結果であり、ウィニングボールの瞬間に涙が溢れ出す思いだったのは、私だけではないだろう。
そんなソフトボールに期待がかかった理由は、8年前のシドニーオリンピックで銀メダル、4年前のアテネオリンピックで銅メダルという結果があってのこと・・・
「ローマは一日にしてならず」の言葉がぴったり合う、日本女子ソフトボールの立役者は、今回の北京オリンピックで解説をしていた宇津木妙子前監督だ。
宇津木妙子さんは、埼玉県川島町の出身で中学からソフトボールをはじめ、三塁手として星野女子高等学校を経て日本ソフトボールリーグ1部のユニチカに所属し、1974年から世界選手権に出場。
以後、日本のソフトボール界を引っ張り指導者となっては、鬼コーチとして恐れられたという。
金メダルが決まって、マイクが拾う解説者宇津木妙子さんの号泣による嗚咽がテレビから伝わり・・・
悲願とも言える金メダルを、指導してきた選手たちが叶えてくれた喜びは、「鬼の目にも・・・」が物語り、日本中の心に響いた。
埼玉が産んだ偉人が、日本のソフトボールを世界一にしたのだと改めて思い、そして浸り・・・
毎夜毎夜と遅くまで、多くの選手から感動を頂いた北京オリンピックでした。
8月18日AM8:00更新
テレビを見ない主義の私ですが・・・
以前、メディアによって創り上げられる二ュースなどに惑わされないためにも、情報の入手ソースの選択をするべく書き込みを致しました。
その中で、テレビがもたらす信憑性から「私は、テレビを見ないほうだ」と述べてきましたが、4年に一度のオリンピックは例外です。
新聞・PCはもとより、毎晩遅くまで選手の活躍を見るためにテレビの前に釘付けとなっております。おまけに高校野球も加わり・・・
その結果がブログの休止状態です。
昨日の女子マラソンは残念でしたが、北京でのオリンピックも折り返し地点でしょうか。
あと一週間、日本選手はもとより世界のアスリートが見せてくれる感動を楽しみたいと思います。
8月8日AM1:30更新
書き込めないときは、書き込みたいことが多過ぎます。
あわただしく8月に入り暑い日が続くが、先日までの変わりやすい天候で、思わぬ所で被害者が・・・
不可抗力とは言い難い事故に巻き込まれた方々に、心からのお悔やみを申し上げます。
7月31日PM11:30更新
福田首相、内閣改造を1日にも・・・
少し用があって夜の10時過ぎに車で出てみると、前久保のガソリンスタンドに入る車で100m以上の列になっているのには驚いた。
先月の30日の夜も、先々月の31日もそうだが月が変わる度にガソリンの値上げである。(前久保とは毛呂山町内の字名)
つい先日の28日、政府が燃料高騰に苦しむ漁業者支援策として総額745億円の直接補てんを打ち出した。
内容は、省エネ機器の導入や燃料価格の補てん、さらに漁を休んだり減船したりしている漁業者を支援、そして魚の直接取引きにより流通コストを削減するための国の助成支援を強化することなどが盛り込まれている。
A重油の価格が5年前から比べると3倍になったことが大きな・・・
と言うよりそれ以外にはない要因だが、それを言ったらA重油を使う他の職種はどうなるのだろうか。
確かに、漁業に携わる方々の経営を燃料代が圧迫しているが、施設野菜の暖房においてもA重油が使われており、今回の対応に他の業界から同様の対策が求められるのは必至であろう。
それは、比べる値が違いすぎる視点なのかもしれない。
「漁業は、毎度毎度と船を出すのに燃料が必要だが、施設栽培の暖房に燃料を使うのは冬場に限ってのことだろう」と、
すなわち農業、特に野菜に関しては大地(畑)を使い危険分散が可能だからだが・・・、
よく話題にあげる苺の施設栽培農家やトマト・キュウリの促成栽培農家では、漁業者と同じくらいに暖房燃料の高騰に窮状を訴えているのである。
危険分散あるいは危険回避を考えた挙句、”廃業”の二文字しか残ってない施設野菜農家はいくらでもいる。
燃料だけではない。先日の新聞に「日本の畜産が危ない」という見出しがあった。
バイオ燃料のために世界の穀物、とくにトウモロコシが逼迫しており飼料価格の高騰は天井知らずの状態。
店頭からバターが消えたことも、酪農家がやっていけなくなり廃業した農家が多いことを物語っているが、最近では「牛乳が飲めなくなる」とまで言われ始めた。
今まで、飼料に関しては畜産農家と飼料メーカーとで積み立てをし、もしもの場合飼料代に補てんするシステムがあったが、その財源も枯渇状態で高い飼料代を畜産農家は、毛呂本郷140−2まともに被っている現状だ。
資源がなく、あらゆるものを輸入に頼らなければ成り立たないように造られてきた日本経済というものが、歯車が合わなくなった世界経済に振り回され、国力の弱さを露呈している様(さま)としか言いようが無い。
そんなおり、今日の昼休みにパソコンのネットを見ていると「決裂したWTOで、暫し命拾いの日本」の関係からか、「日本の農業は、本当に甘やかされすぎ?」という題材で複数の回答を求めるサイトを見た。
腹立たしくも、何件かの寄せられた回答を読みながら、悲しい気持ちとなった午後・・・
いまや職種の問題ではない。窮状を訴える日本という国をだれが補てんするのだろうか?
7月29日PM11:45更新
焼却施設だけではない。
プロパーの起用は大きな結果をもたらす。
日曜日(26日)、そして昨日(27日)と久々にすばらしい夕焼けを見た。特に日曜日の夕方の雨上がりでは、綺麗な虹がかかり心が洗われる思いで、暫しの間・・見入った程だ。
私と同じように、日曜日の虹と夕焼けを見た方が多かったのではないだろうか。
ここにきて、日がだいぶ詰まった気がする。お盆の関係もあって丸々一週間以上書き込みができなかった。
尚且つ、日中の暑さでは仕事もできず、その分朝・夕に仕事が集中する事も理由の一つだが・・・
今朝などは、起きてまだ暗い外へ出ると夏の終わりのような空気の匂いを感じた。
さて、17・18の両日に視察研修してきた事だけは、まとめて書き込んでおきたい。
2日間で焼却施設4機種を見たが、機種についてはそれぞれの持ち味があり機種選定した自治体や組合の考え方も色々である。
ましてや、埼玉西部環境保全組合の次期更新施設建設検討委員会が、これから方向性を出そうとしている時でもあり、機種そのものに触れる事はできないものと自分なりに認識している。
そんな中で特筆したいのが、静岡県掛川市・菊川市衛生施設組合の”取り組み方”である。
この組合では、ごみの処理施設を「環境資源ギャラリー」と名づけ、私達の埼玉西部環境保全組合の規模(1市3町で人口13万8千人)とほぼ同じ13万5千人の市民から出る一般廃棄物の中間処理を行い。従来の迷惑施設のイメージを払拭し、施設そのものを巨大な展示物ととらえ、「環境と資源に関する生涯学習施設」と位置付けている。
とくに、ISO14001認証取得とその維持はしっかりとされており、以下の目標を掲げ環境改善を達成しているという。
1;焼却施設の安定稼動により発電効率を高める(サーマルリサイク ル)
2;溶融スラグの品質管理を適正に行い、公共事業を中心として有効 利用を図る
3;容器包装博物館への見学者を積極的に受け入れ、環境と資源に 関する啓発を推進する。
4;4R(Refusu・Redusu・Reuse・Recycle)活動の推進により、環境に やさしい人づくり及び廃棄物の資源化(スラグ・鉄・アルミ等)を図 る。(全国的には3Rが基本、Redusu・Reuse・Recycle)
5;事業系可燃ごみ量の削減を図り、紙類等の資源化を促進する。
羅列して書き出したが、目標はどこの自治体や組合も当然掲げているもの・・・
掛川市・菊川市の「環境ギャラリー」で、凄いのは”プロパー”の存在だということだ!。
そもそもプロパーという語源を調べると・・・
英語の形容詞で「正しい」「適切な」「特有の」などの意味で、現代では他の言葉と熟語を作り「プロパー社員」と言えば「正社員や生え抜きの社員」という意味にとらえられている。
また、ファッション業界では正規価格の商品のことを指し、シーズンを前にして正価で販売する時期が「プロパー期間」であり、それを過ぎて値引き販売する時期を「バーゲン」と呼んでいるようです。
つまり、説明の中の前者「生え抜きの社員」がいて、全て理論の上から「環境ギャラリーの目標を達成させている」ということ。
今回の視察に対して、プロパーでもある担当職員の方よりの説明があり、掛川市・菊川市の新しい焼却施設建設に伴い、「施設の稼動に対して技術的に熟知した人間が必要という考え方から職員の採用がなされた」と・・・
どこの焼却施設であっても運転に対しては、専門の委託業者があり焼却施設の機種が決まれば、そのメーカーの子会社が存在し委託業者としてセットされるものである。
多額の建設費(税金)を賭けるのだから、安全に安定的に、そしてできるだけ経費を抑えて運転されなければならない施設である。熟知したスタッフに委託するのは当然とも言えるだろう。
反面、瑕疵担保の期間が過ぎ、経年劣化と共におとずれる修繕の道程も長いもの・・・
物が物だけに、「頼りは委託業者」であったなら、言うがままの修繕にかかる費用負担はデメリットにも成り得るからだ。
「運転に対しては委託業者に任せる。その上で組合職員の中にも技術的に熟知した人間がいれば、運転はもちろんのことだが経費においてもメリット面を向上させることができ、結果として市民への行政サービスへと繋がる」。
掛川市・菊川市衛生施設組合の考え方は、これからの時代に多くの自治体や組合が参考にする事例だと確信するものです。
視点を変えて・・・・、
焼却施設は、多額の建設費を要する。
平均的には機種によってだいぶ異なるが、日量ごみ1tに対して建設費は安いものでは3000万円台もあるが、高いものでは7000万円台である。
つまり、一日の処理能力140t(70t×2炉)の焼却施設の建設では、安いもので42億円であり、高いものでは98億円にもなってしまう。
そのうえこの計算は、あくまで焼却施設や管理棟だけであり、用地費や周辺対策費まで含めたら莫大なお金がかかる施設だとも言えるだろう。
大規模な公共の施設だから、「如何に長く稼動させられるか」
「如何に修繕費を抑えて、安定的に運転させられるか」が大事である。
炉の耐熱壁の交換では、何億円もの経費を要する大修繕でもある。
15年〜20年と言われる焼却施設の寿命から考えても、プロパーと呼べる職員の配置から、委託業者任せにしない的確な判断によって最大限と成り得る経費削減が図られるであろう。
今回の視察でも、川口市では機種選定において競争入札を取り入れることにより「数十億円も安くなった」とのこと・・・
プロパーと呼べる専門の技術を持ち合わせた職員の配置でかかる人件費は?
当然技術屋だから中途採用であろうし、焼却施設の修繕費を含めた維持管理の費用から見れば、退職まで30年としても給料の総額からすれば充分納得のいく金額だろう。
そして、それがもたらす費用対効果を考えても、どれだけ大きな結果と安心へと繋がることだろうか。
4施設の視察で最後となった掛川市・菊川市衛生施設組合「環境ギャラリー」での説明は、時間を超過してもまだまだ聞き足りないものであり、まさにプロパーならではの話しとして、力強く感じたのは私だけではなかった。
先日の虹や夕焼け、私が子供の頃はもっと度々見ていたような気がする。
環境が高度成長期に壊され、今技術の進歩で環境の浄化が進められています。
焼却施設は、その最たるもの・・・
そして、もっと見たいものです。澄んだ空と真っ赤な夕焼けを!
7月24日AM9:00更新
「プロパー」、これからの考え方として・・・
気がつくと一週間も間があいてしまった。
毛呂山町のお盆は、昔、養蚕の農繁期の都合から、この時期となったらしい。
我が家でも、昨日はお墓の掃除をして夕方先祖を迎えに行ったが・・
先週の視察研修は、大変内容の濃いもので勉強になりました。
そのことも含めて”プロパー”の考え方について触れていきたい。
7月17日AM6:00更新
4タイプの焼却施設、しっかり見て参ります。
本日・明日の2日間、埼玉西部環境保全組合による次期更新施設
(ごみ焼却施設)に係わる視察研修に行ってきます。
千葉県柏市から埼玉県川口市に戻り、その後一気に静岡県まで足を延ばして、島田市と掛川市を視察する強行軍です。
と言うのも、今回の視察は最新式4タイプの焼却施設(ストーカ式・ガス化溶融流動床式・ガス化溶融シャフト式・ガス化溶融キルン式)
であり、事実上更新施設の方式を決めるための最終視察でもあるからです。
早朝出発ですので、とりあえず視察報告まで・・・
7月16日AM5:00更新
「料とは、○○するためのもの・・・」に、敏感に大きく影響を被る
それだけ日本は資源が乏しい国です。
肥料年度は6月から7月と言われ、騰がると言われていた肥料価格が現実のものとなって現れてきた。
原料となるリン酸・カリウム・窒素などが高騰しているためだが、大きな要因の一つは中国の政策によるものだろう。
中国では、世界的な食料不足に対して中国国内での農産物の生産を推し進めており、それまで輸出していた肥料原料のリン鉱石を厳しく制限することとなった。
資源が乏しい日本では、肥料原料をほとんど輸入に頼っている現実がある。
アジア、特に中国・インドをはじめとして世界的に進む食料生産の向上と併せて、バイオ燃料の原料となるトウモロコシなどの緊急的な生産により、世界における肥料マーケットで肥料原料が品薄となっているのである。
特にリン鉱石においては、3年前の8倍の価格との事で今年に入って軒並み肥料価格が高騰している。
日本の肥料の60%をカバーしている全農が肥料年度の切り替えから、この7月に更に値上げする方針だが、その価格が定まらない事に一般小売りをしている肥料店や総合資材を扱う大型店で肥料の販売を見合わせてるとのこと・・・
何件かの肥料店に電話で状況を確認するも・・
「8月にならないと肥料の生産工場から入ってくる量もわからないし、価格についても農協さんの値上げ価格が出てこないと、私共も価格について言えないんですよ」と、口裏を合わせているかのようで心配が募るばかりだ。
昨日になって管轄のJA購買部に確認ができ・・
「ここにきて、毎日のように肥料が届いており、価格はだいぶ上がったが品については問題ない」とのこと。
とりあえず、一安心だが価格を聞いて驚くばかり!
農産物の生産に関わり、諸材料においては「売り手市場主義」が蔓延り、いざ農産物を販売するとなれば「買い手市場主義」が蔓延る。
「割りが合わない職種」、それが農業であろうが・・・、
抜本的な改革がなければ”篩(ふるい)の目は広がるばかり”だ。
燃料・飼料・肥料 三つの「料」の高騰で、
今年、どれほどの農家が篩の目から落されていくのだろうか。
7月14日〜15日AM6:00更新
日本の米が、貿易対象品目でなくなる。
(肥料がなくなる?レアメタルならぬレア肥料?・・・予告です)
日本から中国へ、昨年の7月に24トンの米(新潟コシヒカリ・宮城ひとめぼれ)が輸出され、富裕層を中心に「パーッと売れた」という手ごたえから、今年1月下旬に第2便の日本米輸出となった。
その量約100トンだが、北京・上海のみならず中国13の地方都市にばら撒かれ、半年経った今でも売れ行きが悪いとのこと・・・
自慢の「日本の米」を売れなくした要因には、流通・価格・味といくつかある。
まず流通と価格では、
1便の時に全農から現地小売業まで合わせて5つの中間業者だったものが、「売れる」と見込んだ2便では現地の問屋を加える事で中間業者が6つとなり、価格が2キロで198元(日本円で2970円)
10キロでは、日本円でも1万5000円と桁外れ。
日本国内でも、10キロ5000円もしないで美味しいお米が買える時代にあまりにも高い価格に中国の富裕層も在中日本人も手が出ないという。
特に、13という地方都市で販売した事が「日本米は高い」という印象を中国全土に知らしめた結果でもあろう。
そして味の面でも、
「日本米は高いだけで中国の普通の米と同じだ」というレッテルを貼られたようだ。
これも日本の商社がした事だが・・・・
中国では、東北地区と呼ばれる地区があり、かつて日本の米が未曾有の大不作(平成5年)となった折に、それまでインディカ米を作っていた中国東北地方に日本の商社が日本人が好む粘り気の強い米を作るように指導し、いまや中国東北地区だけでなく中国全土に普及した経緯がある。
それも、日本へ中国産米を輸出する将来展望からだろう。
東北地区の黒龍江省では、技術の進歩もさることながら肥沃な土地を生かしてコシヒカリやあきたこまちの栽培も可能となってきており、「うまい米」の産地として確立したとのこと。
結局のところ、今回の日本米の輸入は・・・・
「日本米は、ただ高いだけの米で中国国産米と味も変わらない。
中国国産米は美味しくて安いんだ!」
という中国東北産米にまで「ブランド価値を与えたにすぎない行為」となった馬鹿げた話しである。
チャンスを生かせない?、このような結果しか生むことができない日本人の考え方に呆れもするが・・・、
日本全国の今年の米の生育は、今のところ順調であり生産者米価の行方と値上がりする肥料価格の話しで”日本経済が混乱する!”
「そんな、秋の兆し」である。
*とにかく今、肥料は大変なことになっています。農業を営む方・ご自分の菜園をお持ちの方など、お早めにご用意されますことをお薦めいたします。
(肥料年度の切り替え時期で、肥料が手に入りずらくなります)
7月11日AM6:00更新
5月23日の書き込みから、米に戻り
中国・米・富裕層の予告を取り上げなければ、と考えていたら突然残念なニュースが飛び込んできた。
日本のブランド米(新潟コシヒカリ・宮城ひとめぼれ)が、中国で売れずに店の片隅で山になっているとの事。
またもや、商社の儲け主義から・・・
7月9日AM6:00更新
シェルパと相談する前の段階から・・・
今日で、洞爺湖サミットが終わる。
サミットとは、もともと「山などの頂上」という意味であり、サミットの準備には「シェルパ」と呼ばれる首脳の個人代表が緊密に連絡を取り合い事前会議が行われている。
「シェルパ」とは、「登山者が山の頂上にたどり着くために手助けをする案内人」という意味だからうなずけるが・・・
昨日は、世界の食糧問題に対してG−8の首脳が「食糧生産促進の重要性を確認」したとあるが、アフリカをはじめとする開発途上国などでは食料の入手が困難となっており、各国が援助用に備蓄する国際的な「仮想備蓄制度」のあり方も検討・・・との記事。
トリックのように思えるドミノ方式による輸入や輸出が、国と国を跨いで行われる危機感を感じてしまうのは私だけだろうか。
別の記事では、
政府内では、食料サミットでの演説と同様に、日本として「食料自給率の向上」に取り組むことを福田首相が発言する方向で調整していたが、サミット本番の討議では言及しなかった。
とのこと、「それを強く言うべき今の日本ではないか!」
と怒りたくもなるが・・・
解説では、
食料問題で、波風が立つような議論や踏み込んだ意見は避けたいのと、各首脳は事前の声明案の出来(各シェルパの事前会議による成果)に満足していた。加えてジンバブエ情勢の討議に時間をとられ食料問題を議論する時間が短かったようだ。
とある。
日本を除く、先進7カ国の自給率からすれば「日本の自給率39%は低すぎておかしい!」と言われるのは当たり前で、G−8に仲間入りした事に無理がある。経緯に触れると長くなるので・・・
自給率における各国の比較をみると・・・、
供給熱量自給率でも穀物自給率でも日本以外の先進7カ国はすべて100%以上であり、桁外れと言える日本の数値に国としての「国力の弱さ」が見える。
特に穀物自給率では、39%とよく言われる供給熱量自給率を更に下回り20%台と情けないありさまだ。
当然、このようになった背景には国と国との関係も確かにあろうが、実際には日本の商社による「儲かればいい」という経済優先行為とそれを許してきた日本政府が招いた結果でもある。
G−8の場で持ち出せば、各国に笑われる話となることが関の山!
現地に行って、山登りの計画をシェルパと相談する前に・・・、
「現地に行く前に、やる事しっかりやれよ」
が、G−8の中の日本なのでしょう。
7月7日AM7:00更新
鳩山町の町おこし、大豆焼酎の名は呑舞(ドンマイ)だけど・・・
米の話しは、まだ終わっていないが・・・
昨日の7月6日、お隣の鳩山町で町長選挙が行われた。
2期8年の実績を強調し、自民・民主・連合埼玉が推薦する現職の保積 力氏に対し、前町議長の新人である小峰孝雄氏の一騎打ちとなった。
即日開票の結果、有利とささやかれていた現職(得票3636票)に対し、約500票の差をつけて小峰孝雄氏(得票4185票)の勝利である。
私も、鳩山町の知り合いの所で開票結果を待ったが・・・、
10時過ぎと遅くなった第一報から、次の10時30分過ぎの開票結果で大勢が判明し、鳩山町のニューリーダーが誕生した。
鳩山町ほど「蓋を開けてみないとわからない」選挙はないそうで、過去にも万全の態勢がひっくり返った選挙が多いらしい。
それだけ組織票が少ないのに加え、鳩山ニュータウンという開発により転居された方々の占める割合が多く、地域としてまとまった票では無いと言う事だろう。
結局のところ、ガソリンでも高齢者医療でも末端の国民を無視しているかのように繰り広げられる中央政権そのものに「嫌気がさしている」という表れであり、現職を政策で相反する自民と民主が相乗りの支持をした事が、かえって無党派層の反作用の結果を生んだように、私は見た。
毛呂山町と鳩山町は、組合議会としても構成町の関わりが多く、特に下水の組合では大きな問題が未だ解決されない状況下・・・、
まずは、それが鳩山町新町長の手腕の見せ所!
そして今日は七夕でもある。
願いを叶える事ができた、若い新しい力で”変わる鳩山町”を是非とも見せてもらいたい。
7月4日AM6:00更新
「勝ち組み、負け組みを生む!」と言われた水田ビジョンとは・・
食糧管理法は、昭和17年から平成7年まで国の全量管理を基本としていたが、昭和40年代に米が供給過剰となり国による生産調整等が運用された経緯がある。
当時は農家が、米の仲買い業者や消費者に直接米を販売する事は違法となり、そのような行為は俗に「ヤミ米」と呼ばれていた。
平成5年、未曾有の大不作とウルグァイ・ラウンド合意を契機に、食糧管理法を廃止して食糧法とし、国の役割を「米の備蓄運営に限定」。米価の仕組みも、平成2年からの自主流通米価格形成センターにおける入札による価格を基礎として法的に導入する大改革が行われた。
この時期、農協の組織でもある全農や単協の米農家が国会に押し寄せ、「米、自由化反対!」の抗議が頻繁に繰り広げられたのを思い出す。
平成14年「米政策改革大綱」により、それまで曖昧だった自主流通米を見直し、農家が直接消費者に販売する米においても販売計画書の申請により可能となった。
この時から「ヤミ米」という言葉が事実上無くなったと言える。
後の平成16年、計画流通制度を廃止し米の流通規制の原則撤廃に食糧法を改正する新しい”水田ビジョン”が示され現在に至っているのだが・・・
当時、新潟米は勝ち組みで関東の特に内陸での米は負け組みとまで水田ビジョンの概要パンフに書かれていた。
水田ビジョンの骨格は、国が一律的に転作面積を配分する方式から国による生産数量の配分方式へ変更するものである。
つまり、各単位市町村に生産量を割り当て、その生産量に見合う耕地面積を作付け可能面積とさせる方式なのである。
各市町村にまかせる。曖昧な”有って無いような生産調整”の問題が見えてきたのではないか。
7月3日AM4:30更新
田んぼの畦の草刈りは、夜明けと共に始めるのが良く刈れて作業効率がいいんです。
では、日本の米政策でもある生産調整は、どのように移り変わり今に至っているのか・・・
今朝の日本農業新聞の1面に、2008年産米作付け状況が概ね判明し、「目標達成、道半ば」とある。
目標とは、国が出している全国の”生産目標面積”の事を言うが・・
続きを、まとめてから書き込みますが・・・
一時中断して、今朝は沢田耕地の草刈りが先です。
7月1日AM6:30更新
MA米とは・・・・・
平成5年、日本の米の作柄は戦後最悪となり米の価格高騰と緊急措置としてタイ米の輸入販売となった事を憶えているだろうか。
その翌年の平成6年におけるウルグァイ・ラウンド合意によって、日本はアメリカなどよりミニマム・アクセス米(最低輸入義務)を買い入れ、市場の状況を踏まえて販売している。
その輸入量も半端ではなく、平成7年43万トン・平成8年51万トン・平成9年60万トン・平成10年68万トンと増加し平成11年からは70万トンを超えて以来平成19年まで毎年77万トンの輸入量となっているのである。
合計では平成7年〜平成19年までで約900万トンにもおよび、「国内市場で価格面において国産米では対応できない用途に向けて販売している」といっても、実際には今まで主食用として83万トンを販売しており・・・
割合でも輸入量の1割となるが、どのような流通経路に乗り主食用として使われているのかも気になるところである。
MA米の販売経費の面でも、買入れ費と売り渡し費の差額に保管経費を加えると合計で601億円もの赤字であり、貿易摩擦の解消措置と言えども馬鹿馬鹿しいかぎりである。
今回フィリピンへのMA米有償輸出は、使い道で苦しんでいた日本にとっては一息つけるものかも知れない。
しかし、それもこれもアメリカの合意があっての事であり、アジアにおける米高騰による市場価格の沈静化とはなるだろうが、輸入輸出の経費のズレも然ることながら、もし平成20年におけるMA米の輸入量が増すような事があっては裏取引のようなものであろう。
もう35年も前の中学生の時、日本とアメリカとの工業製品による貿易摩擦について学んだが・・・
米に携わる者だけでなく、日本国民として今まであまり表に出されなかった「摩擦措置としてのMA米」について注視していく必要がある。
6月30日AM6:00更新
毛呂山町の水田ビジョンは?
我が家の田植えが昨日の朝、最後の10a(300坪)を植えて全て終わった。
一番最初の種もみ消毒を4月に入ってからすぐ行い、6月上旬播きまで4回の播種と、稲苗の生長に合わせての代かきと田植えで、米作りの最初から最後まででは、約3ヶ月におよぶ事になる。
一極集中で懸かれば、多分約1ヶ月で終わるのだろうが・・・
議会もあり、畑仕事ありで、近年になって種もみを分けて播くことで
田の仕事を分散させるようにしてきた。
それでも昨年のように、最後になって荒れた田を4枚も開墾するような事がなかったので2週間ほど早く終わった。
西大久保の耕地も私が開墾した1,5haの田は、地元の若い担い手にまかせる事ができたから、今は緑一面すっかり綺麗に稲が育っている。
昨日は、雨の中ゆっくりと西戸・箕和田・沢田・西大久保と耕地を見て回った。
休耕田も少なく作付けされた田は、今のところ平年並みの生育だろう。
毛呂山町で作付けが許される?平成20年度の耕地面積は、約73haで、それでも毛呂山町内に占める田の面積全体からすれば半分となる。
いわゆる減反というものが今でも存在し、農家を苦しめてもいるのだが、日本の国内自給率が39%になってしまった背景は・・・?
自国で減反を進めながら、アメリカから毎年77万トン輸入している米がある。それがMA(ミニマムアクセス)米だ!。
我が国のMA米をフィリピンに有償輸出する話しが、今年5月に打ち出された。
田植えも終わり、しばらくはブログの書き込みができそう・・・
明日もこのMA米の話しになります。
6月20日・23日AM6:00更新
日本人は、本能的に耕作民族ですから
毛呂山町のホームページに「泉野小学校の5年生が田植え体験」
とある。
ずっと前からだが、この田植え体験事業の際に田んぼで泥んこリレーや今回の綱引きなどを行っている隣の田んぼは、私が管理しており泉野小学校の田植えのために早めに代かきをして、田植えが終わった後の泥んこ遊びで楽しんでもらっている。
文部科学省が学校教育に農業体験を盛り込むことを打ち出した。
「いまさら・・・」である。
すでに「総合的な学習」で、多くの小・中学校が農業分野を取り入れているが・・・・
最近、JAの機関紙はもちろんだが各新聞紙面で全国的な風潮として子供達の田植え体験の記事を読む。
毛呂山町の小中学校では、現在泉野小学校が長く農業体験事業を続けているが、私が役員をしていた頃の4年間だが川角中学校も田植えを始めとする農業体験を取り入れた。
その時を経緯を振り返ると、やはり元気な子供達が多く学校への不満からか、いろんなものが壊された時代でもある。
”一人一人では、なんでもないが何人か集まると何かある・・?”
といった具合で、当時の校長に「子供達のガス抜きに田植えでもやらせましょうよ」がきっかけだった。
学校の授業より広い耕地は気持ちがいいのだろう。
素足で入る代かきをした田んぼの感触はワーワーキャーキャーと子供達を見ているだけで面白い!
問題を起こす子供達もちゃんと田んぼに来て、泥を投げたりふざけながらだが最後まで田植えを楽しんだ。
そんな「総合的な学習」も3年目には、田んぼだけでなく人参・大根・ジャガイモ・玉ねぎ・トウモロコシの収穫体験と学校での即売会なども取り入れたり・・
先生の中には、あまりいい光景とは受け止めて頂けない方もいたようだったので、私も先生の説得が大変だったことを覚えている。
秋には、大収穫祭と銘打って釜で皆が作ったお米を炊いて、皆が収穫した人参・ジャガイモ・玉ねぎを使い、学校での即売会で売った大根とトウモロコシの収益金でカレー粉・肉・皿・スプーン等を子供達に買ってこさせて、子供達だけでカレーライスを作らせた。
PTAの役員や保護者には、「是非、見に来て下さい。でも手も口も出さないで下さい。全部子供達だけでやらせますから」と言って・・
問題行動を起こす子供達が多くて大変な時期は、どこの学校でもある。そんな時は、先生と保護者が一つになって同じ共通概念を持ち、子供達に真剣に向き合う事が大切だと思う。
後に、この川角中学校の事業はPTAの取り組みとして全国表彰されたが、当時の先生方の理解と多くの保護者の協力があっての事。
問題行動を起こす子供達を良くするのは本当に難しい事ですし、PTAなどの組織ではできない範疇です。
でも、子供達が「いい学校だったなぁ」と思ってくれる学校にすることは、PTAや地域の組織でも取り組む事ができるのですから・・・
農業体験にこだわる事もないですが、もっと子供達に「生きるための”素”のもの」を与えてほしいものです。
6月16日AM7:00更新
昔からの言い伝えで、ご近所での「新しい地域協定」・・・どうでしょう
またしても、東北の岩手・宮城が自然の驚異にさらされた。
日々報道される映像は大きく地形が変貌し、山々の木はまるでマッチ棒が寄せられたかのように・・・そして多くの方々が犠牲となり、いまだ13人もの人が行方不明との事、無事と奇跡を祈るばかりである。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大地震から2004年10月23日の中越大地震、2007年7月16日の新潟中越沖大地震があり、今年になってお隣りの中国四川省において5月13日未曾有の大地震があったばかりだ。
「必ず来る」と言われている関東圏、特に東海沖に予想される大地震が、一層心配される活発な地核変動が起こっているのだろうか?
誰も知る由がないが、皆さんはもしもの場合の対処が万全なのだろうか・・・
いつ?どこで?それが天災であり、忘れる間も無くやってくる大地震となった今、”備え”ともしもの時発揮できる”訓練”が必要だろう。
大地震となれば、ライフラインの復旧まで時間はかかり、情報の伝達すらままならない。
常日頃から、もしもの場合の対処を家族で話し合って置くべきでありお隣り近所の”申し合わせ”も必要だろう。
特に井戸を持っている家庭では、非常時に水の供給ができるのだから「地域の御近所協定」として事前に声をかけておくのも必要な筈。
我が家は、農家だから井戸あり釜戸あり雨風防ぐハウスあり食料あり・・・
ですから、近くの団地の方々にも「一時避難所として知っておいて頂ければ・・・」とも思います。
”遠くの親戚より、近くの他人” これからの「災害地域協定」が緊急に必要です。
6月12日AM6:00更新
課題が残る・・・・、ローカル?な毛呂山町6月定例議会が終わりました。
昨日(11日)で、6月定例議会が閉会した。
11人の議員による一般質問と町から出された12議案を可決したが、議事の内容では今後の課題を残すもの・・・
昨日も議会が始まる前に、請願の取り扱いのために議会運営委員会が召集され、最後に一般質問で取り上げた質問内容について個々の議員の「見解の相違」により、議会の開始時間が30分遅れた。
議会は秘密会を除いては、全て一般の方が傍聴できる「議事公開の原則」(自治法第115条)が謳われているのだから、取り上げる質問内容や議場及び委員会で使われる文言も、それぞれが責任を有する上で扱うべきである。
また、個々の判断は会議において”それにとどまらず会議そのものを形成する”のだから、何を言ってもいい会議は「無法な会議」となり収拾がつかない事態を生む。
今6月議会で、その一端を見た。
ネット社会において、どの自治体もホームページを開き「公開の原則」から、議会の会議録をネット上にも配信している。
だから、毛呂山町議会で話されている事を世界の人が見れる・・・
詳細については述べないが(いづれネットでも検索できるものですから)、それぞれの自治体が今の情報化社会の中で議会の発する事を再認識する時でもあり、議員においても言える事・・・
議会には、議会なりのルールがあり「ローカルにしていい場合と、してはいけない場合もある」が・・・
”ごり押し”や”声の大きい人”による議会運営にしてはいけない時代でもある。
あまりにも、ローカルになりすぎてる毛呂山町議会ではないだろうか
6月10日
一昨日、秋葉原で信じがたい事件が起きた。
議会中で書き込みを止めていたが・・・
そして昨日(9日)の夕方、本町の毛呂山町立泉野小学校に通う3年生の男の子が、近所の川で深みにはまって尊い命をおとしてしまった。
残念でなりません。お悔やみを申し上げるとともにご冥福をお祈りいたします。
5月2日AM6:00更新
毛呂山町議会、6月定例議会が開会されます。
今日から6月定例議会が始まる。
12議案と報告が2件で11日までの会期だが、問題とするような議案はない。
会期初日の今日、全員協議会において執行部から説明がある「町内循環バス」と「学童保育所の建設」が、どのようなものなのか気になる。
明日からは3日間一般質問があり、11人の議員が町政へ対しての質問をそれぞれ行うが、初めての試みで”対面式の質問席”がどのように効果をもたらすかも楽しみである。
私の質問は、明日の4番目なので午後の2時過ぎくらいかと思うが、
時間のある方におかれては傍聴して頂けたら幸いです。
私が、今回一般質問で取り上げたものは・・・
「道路特定法案とスマートインターチェンジ」
「新規就農支援事業」
「住民参画グリーン事業」
の3点で、どれも現時点での町執行部における考え方を質したい。
6月定例議会のために田植えが忙しかった・・・
一昨日その山場もなんとかクリアしたが、明日の一般質問の資料づくりで、今夜がまた新しい山場だろう。
5月23日PM1:30更新
いい響きではないですね、”富裕層”
「富裕層」と言う言葉を、3月議会の総務文教常任委員会での資料の中で目にした。
以来、最近になって多くのメディアによって聞かれるようになった気がする。
そのほとんどのニュースが中国に関連しているようだが・・・
視察研修の報告もあるが、気になる”中国・米・富裕層”の行方を考えたい。
(予告ですが・・・)
5月21日AM5:00更新
2008年、環境元年にふさわしいグリーン事業
本当に、忙しい時期だが今日・明日と視察研修である。
実は、「ここのところでの二日間は痛いなぁ〜」が本心だ。
視察内容としては、
屋上緑化事業で川口市の小学校屋上緑化の取り組みと・・・
地域通貨事業で土浦市の導入経緯及びまちづくり活性化バスの概要である。
屋上緑化事業は、3月議会で同僚議員が一般質問で取り上げ戸田市の取り組みを紹介した。
私も、その前に戸田市の事は他から聞いており、直接電話で問い合わせたが、夕方5時を過ぎようと言うのに対応して頂いた女性の職員の説明には驚いた。
私も、たまたま戸田市の資料を持っていたために、その方も説明に拍車が掛かったのだろうが・・・
約30分、経緯から始まり屋上に設置された水道施設やら市民ボランティアの状態やら温暖化抑制効果やらEM菌を増やす事からEM菌団子の川への投げ込みやらと、さすがに視察が急に増えた事で場慣れだろうか?説明もたいしたものであった。
先日、車のラジオからグリーンカーテン事業と言う言葉が耳に飛び込んできた。
以前から、どこかでできないかと思っていた矢先の内容だったこともあり、最近付き合いのある農業プラントを扱う業者に部材の確認をした。
私が悩んでいたのは、「3階や4階の高所の窓でもゴーヤや朝鮮朝顔による日よけができるか?」だったが・・・
さすがに、現代の農業資材は豊富であり部材を組み合わせて鉢を窓外に宙吊りすることも、一鉢一鉢に分けて水を与える事もできることが判った。
その営業の社員も、私の問い合わせから多くの資料を集めて来てくれたが、近く館林市のグリーン事業は市をあげて凄いらしい。
今回、6月議会の一般質問で毛呂山町のグリーン事業を取り上げることにした。
屋上緑化・グリーンカーテンだけでなく、従来からの花いっぱい事業やロードサポート事業そして個人の庭でもガーデンコンテストができます。
住民の方にも、多くの加わって頂き「緑と花の町・もろやま」をつくりたいもの・・・
田んぼの事が気になる二日間ですが、しっかりと視察研修して参ります。
(荒れた田んぼなど遊休農地を再生し、稲を植えるのも私流のグリーン事業でしょうか・・・)
*地域通貨については、視察から戻って触れさせていただきます。
5月20日AM4:30更新
結果が、だせなきゃあね・・・
昨日は、サーバーに書き込みが送れずに困った。
(昨日19日の書き込み、夜になってサーバーに転送できましたので合わせて見て頂ければ幸いです。)
原因は、パソコンを最近バージョンアップしたのだが、新しくしたウィルスバスターによっての事らしい。
「ウィルスの感染を防ぐために、細かくした網の目をこちらからのデータまでが抜け出せず・・・」と荒井君の説明である。
荒井君の事は、以前にもこのコーナーで紹介したが、私のパソコンを管理してくれているバイト生で、某県立高校の2年生である。
先日の4月30日に書いた、”強いインパクトを感じさせる正体”を明かすと、農業と教育と政治に関心を持つ青年二人であり、私のホームページを見て興味を示してのアポイントメントだった。
その後、我が家に来てもらい話しもしたが・・・
二人とも学習塾の講師で、彼らの話す内容から夢や将来展望にゆらぐプラス思考の気持ちをひしひしと感じ得られた。
かたや、荒井君においては・・・
これから大学を目指す高校生だが、漠然とした将来の思いは若干マイナス思考が窺がえ、政治がもたらす社会不信を感じてしまう事に私としても考えさせられる。
話しは、変わるが・・・
二日前の土曜日、東京千駄ヶ谷の国立競技場で関東インカレがあり、私の息子が槍投げで2位になった。
次の日も別の競技に出る仲間の応援のため、大学に戻らずに久々我が家に帰って来たので話しも出来たが、今回の結果で全国インカレへの出場ができるらしい。
(インカレ:インターカレッジの略、大学間をまたいでる競技大会)
高校時代の途中、バスケット部から陸上部に転向し槍投げというマイナーな種目を顧問から勧められ1年で埼玉県の高校の大会でトップになった。
その後、大会があると会場に妻と駈け付けたが、息子に気付かれないように観戦するのは大変でもある。
ボルテージを上げながら順番を待ち、一投、また一投と投げるアスリートの精神状態を思うと、とても声をかけられるような状態ではないからで・・・
ある時期から、近くで行われる大会にも行けなくなり、いい結果である事を家で祈るようになった。
だから、9月に千駄ヶ谷の国立競技場で行われる全国インカレにも多分いかないだろう。
体育界系で、いつも結果と言うものが付いてまわる息子のような世界もあり、塾の講師をしながら結果を模索している若者や夢まだ定まらぬ高校生と三者三様だが・・・
これからの日本を支えてくれる若者には、特に、努力する・頑張る人が裏切られる事無く、結果が出せる社会でなければと・・・
強く思う、一人です。
5月19日AM4:30更新
アジアが壊されてしまう。
そんな言葉がめぐるような悲惨な状況が続く・・・
5月2日から翌3日に発生したミャンマーにおけるサイクロンは、甚大な被害をもたらし死者・行方不明者は7万1000人に及ぶという。
中国四川での大地震も、発生から今日で7日目になるが救援体制の遅れも加わり、日に日に変わる毎日の報道による数字が、中国という国と地震の大きさを物語っている。
久々に長くこのコーナーが、繁忙期である仕事と新しい年度を迎えて時期的に続く公用で、パソコンの前に座れないため書き込みできずにいた。
その間に起こった、世界が震撼するような出来事を誰が予測しただろう・・・
中国四川省での大地震のニュースを知ったのは、環境保全組合対策協議会の視察研修で新潟県へ行っている13日の午後である。
自身の携帯は、絶えず新しいニュースをテロップで流すサイトの契約をしているので、中国で地震があった事は比較的早く判ったが・・
翌日の朝、習慣から早く目が覚めてしまうため起き出し、まだ暗い旅館のフロントでカウンターに置かれてあった朝刊を見入った。
偶然にも、今回の対策協議会の視察地である、新潟県川口町では2004年10月23日の夕刻に大地震が発生したが、その時の事は記憶に新しい。
バスの車窓から見える街並みからは、言われなければ判らない程に地震の恐ろしさは消されたように見られたが・・・
農業振興公社の地元野菜直売施設”アグリの里”に掲げられた
「震度7・・・感謝の気持ちも心度7」
「元気だせ、力を合わせて復興だ」
の垂れ幕の言葉に、地震がもたらした被害の大きさと人々の心に残した爪あとを見た。
6月議会を前にして、視察もあったり・・・仕事もまだまだ続く繁忙期だが、時間を見つけて書き込みを続けようと思う。
4月30日AM7:50更新
強いインパクトを感じさせる正体は?
毎日のメールの確認は、仕事柄まちまちだが・・・
昨日も夜までやりのこした作業があり、すべて終わったのが丑みつ時・・・いわゆる2時くらいだろうか。
自宅の事務所兼作業場で、パソコンのメールを開き暫し自身の体が・・・・
私にメールで、二人の男性が投げかけるものは・・・?
波と言うのは、小さなさざなみもあり台風で暴れる大波もあるが、二人のメールには”大きな波に繋がるうねり”を感じた。
毛呂山町に、この波がどのように波及していくのだろうか・・・・
4月25日AM4:30更新
老婆心・・・・
農家では、ビニールハウスによって農作物が作られるが、それだけでなく、時に物置になったり・・・
20年くらい前、母屋の東側に小さなビニールハウスを2棟建て、この時期に販売するナスやキュウリの野菜苗を育てた。
その後、経営の規模拡大に伴い野菜苗を管理するハウスも大型ハウスへと移行した事で、以前のビニールハウスが物置きとなり、一部は年老いた母の洗濯物の干し場と化した。
そんな風に使っていた小さなビニールハウスも老朽化に伴い昨年取り壊す事になったが、同時に母の洗濯物干し場も・・・
老婆心とは誰が言ったものか、歳を重ねると口うるさいもので、洗濯物を外に干してると、突然の雨で洗濯物をとりこまなくてはならないから以前のようにビニールハウスがほしいと言い出し、今年の春の”なたね梅雨”の多さでその要望が加速した。
いよいよ私も聞き流している訳にもいかず、一昨日の夜から母屋の裏を整理して母用のビニールハウスを作り始めたが、忙しい時期での作業ゆえ小さいハウスだが完成までに時間がかかりそうだ。
ビニールハウスに着手した事で納まっていた老婆心が、後期高齢者医療制度で火を噴いた!。
毎夜、テレビで入手した情報を翌朝の食事の時に「何で年寄りをいじめるんだ。そうでなくても少ない年金が天引きであったもんじゃない」と、言い始める。
それが、毎朝ともなれば聞いてるこっちが”あったもんじゃない”・・
大阪府知事のマニフェストを取り上げようと思っていたが、しばらく後期高齢者医療制度を考えるようだろう。
4月17日AM6:00更新
地方分権の時代だからこそ、開かれた議会が必要なのです。
今朝17日の新聞埼玉版で、鶴ヶ島市議会の議会改革の記事を読む。
一般質問における一問一答方式を今年度6月議会より導入であったり、政務調査費の公開や傍聴時の録音や写真撮影、そして議員による報告会等など、市民への開かれた議会が紹介されている。
毛呂山町議会でも、議会運営委員会で昨年度の1月末には、本庄市議会・小川町議会を訪れ、一般質問での一問一答方式や議場における執行部への対面方式を今年度から試験的に取り入れようとしている矢先だが・・・
先日、自身の後援会の方から「一般質問を聞きに行きたいのに、平日しか議会は開会されてないから仕事で行けない。年に何回かでいいから日曜議会とか夜間議会、あるいはローカルな毛呂山テレビで夜などに議会の様子をながしてくれないかな」と言われた。
以前、長野県のどこの市議会か忘れてしまったが、議会の様子をその地区のローカルテレビで、生中継と夜に再放送している事を聞いたが、画期的だと感心した覚えがある。
調べてみると、休日議会や夜間議会はすでに全国の自治体で取り入れられており、近くでは新座市議会が先月の3月議会で2回目の休日議会を開催したようだ。
ただ、よく言われる「出来レース」になるような議会への懸念もありますから、一般質問だけでなく委員会審査のようなものまで公開できるような考え方も必要でしょう。
新しい事を取り入れようとする時は、大なり小なり”歪”が生じるものです。
それが「その時代の様々な環境に合致するか?」を見極め、様々な手法を参考に歪をできるだけ小さくし、多くの町民の皆様に毛呂山町の「開かれた議会」をお見せしたいものです。
4月14日AM7:00更新
”総仕上げの市政”を掲げた現職強しだが・・・
昨日13日は、埼玉県坂戸市において市長選挙と市議会議員選挙が執行され、同日午後11時過ぎに開票率100%の結果が流された。
現職で「公約実現、総仕上げの市政」を掲げ3期目に挑戦した伊利ひとし候補が24,805票の得票で、「坂戸よさこいの廃止で福祉と教育の充実」を訴えた高橋しんじ候補(得票11,513票)
そして「市の財政再建には、市の組織再編が急務」を訴えた伊藤のりつぐ候補(得票5,589票)に圧勝した感がある。
定数を減らし24議席とした市議会議員選挙の開票も、ほぼ同じ時間に結果が報じられた。
新人の6名を加えたが概ね予想通りで、議会に「大きなねじれ」を感じさせない体制が見られる結果だろう。
「坂戸よさこい」の経済効果や地域産業資源として国の認定を昨年8月に受けた事も、「これまでの市政が市民に受け入れられた」と言える。
特に後述の関係では、ゴミ減量が全国の注目を集めるまでに結果を出した事が評価されたのだろう。 が・・・
この事については”表にでない官民のシステムに疑問視する声”も聞かれるのは確かであり、特に”民”では関係する毛呂山町及び近隣市町としても今後の課題として受け止めるべきだろう。
今後、充分調査していきます。
もう一つの関心事は、坂戸入西地区に計画中のスマートインターチェンジです。
しだいに、一般財源化の声が高くなってきた道路財源ですが・・・
国の中央として「船頭多くして、船、山を登る」ような事がないように、強いリーダーシップを見せて頂きたいものです。
4月9日AM8:00更新
桜の花びらを散らす雨も、自然の中では恵の雨です。
昨日は、町立小・中学校の入学式で私は川角中学校に出席した。
この季節は俗に言う「春の嵐」が多いが、全国49箇所で4月における一日あたりの降雨量記録を塗り替えるだけあって、前日からの雨が桜の花びらを叩いた。
中学校の入学式に顔を出してから、10時から受付が始まる川角小学校の入学式に出席しようと・・・
自分なりに計画して8時過ぎに家を出たが、川角中学校で受付を済ましての控え室で、教頭より来賓祝辞の依頼に、暫し絶句である。
卒業式では、例年議員間で来賓挨拶の関係から出席する学校も決まっていたり、小学校と中学校の卒業式も同日では無いことから、事前の打ち合わせができるものだが、入学式ではそれがない・・・
議員各々が、自分の学校区の小・中学校へ自分の判断で出席してきたが、昨日の川角中学校へ出向いたのが自分一人だった事で、朝、家を出るときの計画がいきなり変わってしまった。
挨拶の関係から、小学校の入学式のために中座する失礼もできず、最後まで式を見る事ができたが、全体的に落ち着きの無い生徒が増えたようで心配でもある。
新任の校長先生も、ざわついていた式を気にされていたが、落ち着きのない学校は波があるもので、早くて3年遅くて5〜6年も落ち着くまで”時間と働きかけ”を要するもの・・・
先生だけでなく、保護者や地域社会の相互協力で粘り強く、そして大きなマンパワーを発揮させなければならない教育現場だろう。
来賓挨拶の最後で
「晴れれば確かに良き日ですが、自然の季節の中では、この時期の雨は恵の雨です。新入生の川角中学校での3年間が人間形成として恵み多き3年間であることを御祈念し・・・」と結んだが、
勉強にスポーツに、早く打ち込めるものを見つけ出してほしいと願う入学式でした。
4月4日AM5:30更新
是非とも、自然が豊かな毛呂山町へ
昨日の、TBSテレビ「2時っチャオ」での放映はいかがでしたか?
バリアフリーがコンセプト(基本概念)でスタートしたのですが、たまたまシーズン最初の1月4日オープンの日が雨で、泥だらけになる事から急遽スリッパになり、以来土足禁止に・・・
それが、良かったと思います!。
靴を履き替える事は、確かに面倒かもしれませんが老若男女
小さなお子さんからお年寄りまで、ゆっくりくつろいでいただくためには、スリッパがいい選択でした。
なんと言いましても、車椅子の方でもゆったり通れるスペースが親切です。
毛呂山町の新しい観光スポットとして大ブレークとなりましたが、その手ごたえはネットでも確かめられます。
”「毛呂山町 いちごの里」を検索”してみれば・・・
いかに、多くの関心が寄せられているかがわかります。
関東一円から、いきなり毛呂山町へ訪れるお客様が多くなったことを理解できるでしょう。
”いちごの里”では、毛呂山町や近隣の観光スポットを紹介しておりますが・・・、
私的には、そのあたりをもっと充実・リンクさせていきたいと考えておりまして、第二・第三の異業種の誘致も検討中です。
昨日は、テレビの影響からか私のホームページへのアクセスが急上昇でしたので、あえて付け加え毛呂山町を紹介致しますが・・・
今は近くの箕和田湖でコブシが咲き誇ってますし、4月中旬には鎌北湖で桜が満開となり、両湖ともヘラブナ釣りが楽しめます。
埼玉医科大学病院を左に見て、山あいに向かえば滝ノ入地区レインボーパークとなり、5月6月の頃には薔薇園やブルーベリー園の摘み取りも始まります。
11月から冬にかけては、産地としても有名な毛呂山・桂木の”柚子”
がありますしオーナー制も導入して今年で3年目となります。
年間を通しても訪れることができる”武者小路実篤による新しき村”や宿谷の滝など・・・、
中山間地域の毛呂山町は、まだまだ自然を満喫できる「田舎」ですので、いちご狩りを合わせて一日ゆっくりかけておこし頂きたいと願います。
*くわしくは、毛呂山町ホームページ・町観光案内をご参照頂きますようお願い致します。
お知らせ
このコーナーの3月11日に紹介させて頂きました
毛呂山町で初めての観光いちご園”いちごの里”での
TBSテレビの収録による放送は、
本日4月3日の午後2時「2時っチャオ!」
”独占密着ジャガー横田親子爆笑イチゴ狩りハプニング”
との事です。
どうぞお時間のある方は、バリアフリーいちご園の様子をご覧頂けたら幸いです。
4月2日AM7:00更新
平成20年度のスタートは、暫定税率失効から・・・
昨日から、新しい平成20年度がスタートした。
テレビやラジオなどメディアから流れるニュースは、暫定税率廃止に伴うガソリン価格の値下げについての話しばかりである。
毛呂山町にあるセルフのガソリンスタンドも、早々に表示価格を下げた。
3月議会の委員会審査で、この暫定税率から配分される道路特定財源への影響が質されたが・・・
毛呂山町では、地方譲与税のなかの自動車重量譲与税・地方道路譲与税そして自動車所得税交付金に含まれており、その合計は約1億円近くの影響になると言う。
そのくらいの話しで終わるものではない。
暫定税率引き下げで、生じる1日あたりの税収不足は国が40億円で地方が20億円であり、一ヶ月間では国と地方を合わせると1800億円に膨らむ、と今日の新聞での試算である。
特に、高速道路を使うと感じるが道路整備による利便性と地域の発展はすばらしい効果を表すものであり、多くの都道府県知事が道路特定財源廃止に対して難色を示してきたのも当然と言える。
衆議院での暫定税率の再議決がしだいに表面化してきたが、二院制そのものを否定するような施策であり、国民の信頼を失う覚悟をも伴うものだ。
まだまだ続く暫定税率の議論だが、道路特定財源の不安要素を解消する明るい手当てもなく、目の前の値下がりしたガソリン価格に
喜べないのが、今の”政治の実態”だろう。
ちなみに、近くのスタンド経営者の話ではガソリンを仕入れた価格と値下げ販売した価格とのズレにより、昨日一日だけで約10万円の赤字との事!
現段階での一番の被害者だろうか?
3月31日AM7:00更新
今日の雨は、それとなく寂しい”涙雨”なのでしょうか・・・
暖かい日が続いてきたが、昨日から冷たい雨が降る。
我が家は、事務所にしている所で薪ストーブを使っており、今年はもう片付けるようかと思っていたところでの花冷えで・・
昨日の朝は、詰まりかけている煙突を仕方なしに掃除した。
環境問題が常日頃の話題だが、昨年の秋から灯油の価格高騰も一つの要因として薪ストーブが、ブームと言える程に売れたらしい。
私も3年前、薪ストーブを金物店から煙突も含めて一万円もかからずに購入したが、大変重宝している。
燃料の薪も、遊休農地を整備する時には必ず抜根しなければならない木があったり、我が家の裏山の木を片付けたり、ある時は薪ストーブを使っていることを知って薪になるものを持ってきてくれる人がいたりと・・・燃料になる薪の心配はまったく無いと言える。
ただ困るのが、たまに詰まってしまう煙突の問題だろうか。
だから、一週間に一度は煙突をはずして掃除をしなければならないが、昨日の煙突掃除が「今シーズンの最後であれば・・・」と願う。
昨年の同じ時期に、なたね梅雨の話しを書き込んだが”その時期”が巡って来た。
21日に3月議会が終わり、体調だったり仕事の面だったりと余波となって影響が続いた。
書き込みも約一週間休んだが、政治も含めて大変な事が国内だけでなく世界で起こった一週間だったと言える。
そんな折の2日前、職場の異動で挨拶に来てくれた方がいたが、今はその”別れの時期”でもある。
19年度最後の日の今日、毛呂山町では役場を退職される方が多い。
長きに亘り、町政運営に尽力されました職責にたいしまして、
”お疲れ様でした”と、まだまだこれからの人生の歩みに
”ご健勝でありますように”の言葉を心より贈らせていただきます。
3月24日AM7:00更新
6年間の小学校の課程を終えられ、卒業のお祝いです。
長かった、3月定例議会が21日に終わった。
翌22日の朝刊には、毛呂山議会「予算案修正して可決」の記事である。
委員長報告のまとめで、総務文教常任委員会の記録テープを20日の午前1時30分から聞き出して、昼間2時間程度は自分の仕事もしたが、すべて聞き終わったのは、国民健康保険特別会計を含めて、21日の明け方6時過ぎだった。
昔から、学校の宿題はセッパつまらないと始まらないタイプだが、まったく寝ることもできずに21枚に及ぶ委員長報告は、議場での読み上げに約30分要した。
それでも、割愛した部分が幾つかあり、それが「何を意味しているか?」は原稿と議場での私の読み上げた文言を比較することができる、原稿を手にした総務文教常任委員の6人と役場職員の2人だけだろう。
「私が何故、その部分を読まなかったか?」について、気づいて頂けたら幸いですが・・・
今日は、毛呂山町立小学校の卒業式です。お祝いの式に出席させていただきます。
3月14日AM7:00更新
なんでも、思うようにはいかないんですよ・・・
今日は、毛呂山中学校と川角中学校の卒業式です。
議会も委員会審査中ですが、本日は卒業式の関係から委員会も休みで17日の審査だけとなりました。
昨日も予期せぬところで、委員からの質疑に対して担当課の答弁とが食い違い「暫時、休憩いたします」の連呼・・・
予定したスケジュール通り運ばず、17日が心配でもある。
”私なりの考察を書く”と予告すれば、過敏と言えるほどのアクセスが見られ、先にはホームページとしての”怖さ”も伴うものだが、それが現代社会の一つのメディアの使い方だとも改めて感じる。
今朝も、明け方から起き出したが、午後から雨の予報にやらなければならない仕事に追われ・・・
何事も、「予定通り・・・」というか、思うようにはいかないものだろう。
3月13日AM7:00更新
いよいよ、委員会での審議が始まりました。
昨日から、毛呂山町3月議会も委員会付託となり委員会開会後ただちに現地調査を行った。
二校の小中学校を視察したが、特に川角中学校校内の壁や天井そしてカーペットを含めた床などの老朽化が目にとまる。
昨年からガラスの破損等で新聞に記事が書かれているが、卒業式を前にして授業中でもフラフラしている生徒が気にかかる。
平成9年当時の状況と同じだろうか・・・、
その年のクリスマスイブには大変な事件が発生し、緊急保護者会が開かれたが二度とそのような事がないように、今の状況をできるだけ早くいい方向に導いてほしい。
3月11日AM7:00更新
お膳立てより、まずは起業人を育てることが先決です!
先日、県の農業関係の職員から電話があり「川越市に住む39歳の農業後継者が新たに苺をやりたいと言うので、井上農場で研修が受け入れてもらえるか?」との話し・・・
電話をしてきた県の職員も、私と専攻が違うが同期でしばらくぶりに懐かしく話しもできたが・・・、
飯能市で、来園者に苺の摘み取りをさせる保谷農園や毛呂山町で苺狩りの田中さんにおいても私の所で研修した経緯からだろう。
電話では、その後継者の真意も掴めないので「とりあえず会って話しを聞いてから受け入れについては考えるよ」と返事をした。
昨日になって「農業全般を見てもらってから苺を検討させてみるから、研修の話しはもう少し先にお願いする」と再度の電話・・・
川越の254バイパス沿いで、親がトマトを作っているらしいが
親とは違うジャンルを模索しているのだろう。
「隣の芝は青く見える?」苺栽培が良く見えるのかも知れないが、そんなに簡単なものではない。
特に、これからの苺の導入は当然高設栽培プラントだから(スタンド形式で土を使わず杉やヤシの木の表皮を培地として1m位の高さで苺を栽培する)経費もだいぶかかってしまうし、うまくいかないからといって”やめるわけにもいかない”のである。
「相当な借金を覚悟で導入するに値するか?」
私が、導入したのは今から7年前で検討に1年以上もかけて、普及しはじめたばかりの高設栽培プラントを何箇所も見て決めたが・・ 当時からすればプラントメーカーも増え、性能や経費面でも選択肢が広がったと言えるのだろう。
プラントメーカーの指導どうり栽培すれば、素人でもとりあえずは苺ができるのかも知れない。しかしながら「それで食っていけるか?」となれば並大抵の努力では、すまない程奥が深いものである。
苺栽培農家も全体的には減少しているが、この種のプラントを利用した苺栽培の普及は、苺の生産性を良くしている関係から「苺の需要に対して供給が上回るのも時間の問題」の時期にきているからでもある。
常に、新しい付加価値を取り入れなければ成り立たないのは、どんな業種でも同じだが・・・
毛呂山町の田中さんが始めた「いちごの里」で、明日(12日)の昼過ぎだが”TBSテレビによる番組収録の撮影が行われる”と連絡をもらった。
土足厳禁・バリアフリー・ベビーサークル・子供の遊び場・お茶コーナーなどネットで紹介している「いちごの里」の内容(オプション的要素)にテレビ局がヒットしてきたようだ。
このような付加価値を考えられるのも、起業人としての資質があればの事で、これからの時代に一番必要とされる要素でもある。
回りがお膳立てをしても、主たるものに起業的要素がなければ進歩には繋がらないのだから、川越のその方がそういう人であってほしいと願いつつ・・・まずは”そこから”、つまり人づくりでしょう。
3月5日AM8:00更新
毛呂山町3月定例議会が開会中です。
議会は傍聴ができ、毛呂山町議会は埼玉県町村議会の中で
”1番傍聴人が多い議会”となっております。
しばらく3月議会の関係で、調べる事があり書き込みを休んだ。
おかげ様で私の一般質問も終わったが、その事で私なりの一考察を後で書き込みたい。
このブログ形式のコーナーも、一年以上が経過し多くの皆様にアクセスして頂いたが、これからはもっと踏み込んだコーナーを増設しようと考えている。
「同じ事を、何年も続けない」が、私の自論です。
その要旨によっては「継続は力なり」といえるものもありますが・・・
今の段階では、町のタイムリーな問題を紹介したり、写真もupして問題提起していけるようなコーナーを考えている。
「今、町民の皆様が知りたいことは・・・?」や「これは、多くの人に知らせなければ・・!」というコンセプトを持ったコーナーです。
皆様からの、意見のやりとりもできるように考えておりますのでご期待ください。
とりあえず3月議会が終わり、新年度までには・・・と
2月28日〜29日
3月議会を前にして、自然も含めて慌しい毎日が続きます。
毛呂山町の農業部門で明るい展望が見えてきました。
私は、なんでも隠し事をしないほうだ・・・
仕事の農業関係でも、新しい技術や自分なりに考え出した収益性が上がるような事は多くの人に話してきた。
だから、今の自分があるのだとも思っている。
ただ、22日の書き込みで”続く”とした「スマートインターチェンジについて」の書き込みは、いろいろ考えた挙句だがしばらく控えようと思う。
「何があった訳でもない」自分なりの判断です。
先週、週末土曜日の午後から、いきなりの突風だった。
越生の山なみが白くけむり一時は立っていられない程で、翌朝の新聞では9日遅れの春一番との事。
気圧配置の関係から、日曜日の朝も風による地ひびきのような音で目が覚めた。
日月で農業青年会議所の研修があり、山梨県の先進農家を視察する予定だったが、私は別の用もあって視察には参加できず夕方になって先にでた仲間と旅館で合流することにした。
暗くなって到着した旅館の窓から、ニュースでも報じられた山火事の火が「赤い線」のようになって浮かび上がり・・・
自分も、消防団を23年間経験してきた中で山火事ほど始末の悪いものはない事を知っているから、現実に見る規模からしても地元の消火活動にあたられている消防署・消防団の苦労は、大変なものと感じる。
昨年の、5月9日に毛呂山町の農業青年会議所の存続が危機的状況だと書いたが、新たに農業青年会議所に2名の加入があったり、他にも私と米作りや一般作物を広げようとしている若者がいるので、毛呂山町の一次産業の展望がいきなり良くなってきた。
今回の加入者の一人、苺の観光農園を始めた田中さんにおいては、ネット上で盛んに情報が行き交っており、お客様のリピーターも多いのでひとまず安心しているが・・・
もう一人の新井さんにおいては、以前から自宅の回りにあるお茶と昨年からナスを始めたばかりの新規就農者で、今後の方向性を模索している段階である。
以前、「お茶畑が50a(500u)もあるんじゃ、そのお茶の木を抜いてハウスでも建てたら」と勧めたが・・
30代前半でまだ若いのに、そのお茶作りにこだわっているようで、今回の研修の何日か前、埼玉県西北部特産協会茶園共進会において1年目にして1等賞の表彰を受けたばかり!
これには、本人も県の関係者もビックリしており、いきなりですが毛呂山町でも「お茶部門における、今後の期待の星」として注目できる人だろう。
そんな彼と、今回ゆっくり話しができ”来年は二人で、共同事業を立ち上げる話しにまで”・・・!
夢を持った担い手とは、隠し事もなく心と心の付き合いができることを、あらためて嬉しく感じた山梨の夜です。
2月22日AM7:00更新
どこの自治体も、当初予算には驚くものがあります!
我が家の隣の工場に勤める方が、車を新しく買い換えた。
昨年の暮れに、近くの県道岩殿岩井線から町道に左折する際に、後ろから来た車に追突され、同乗していた子どもと共に怪我をする事故に遭遇。
私も通りかかったので心配だったが、車は全損扱いの様に見受けられ、いつも車を綺麗にしている人だからショックも大きいのではと・・
その後、代車での通勤の折に聞いたが「結局、フレームまで歪んでしまい修理金額が車の査定金額を上回ってしまうんで買い替えにしましたよ」と苦笑いである。
それから2ヶ月も経つだろうか、先日今までの代車から黒系メタリックの新車となった。
まだ子どものムチ打ちと自分の右肘靭帯が完治してないため、示談できないでいるようだが、さすがに新しい車は嬉しそうで、装備の数々に驚くばかりだ。
特に、今はオプション(注文付)より最初から標準装備となっている
ものが多く、ますますドライブを楽しい時間としているのだろう。
私など、今の車は今年で13年目であり、当時モデルチェンジの発表とほぼ同時位に契約したから、納車乗り出しの時は毛呂山町内でも自分が一番みたいで気持ちよかったが・・・
CDが壊れたままだったり、あちこち「えくぼ」と呼べるへこみだったりでも、次に「買いたいと思える車とお金も無く」、まだしばらくは今の”Y−33”と付き合うつもりだ。
そんな愛車に、だいぶ遅れた決断だったが”ETC”をつける事にした。いつも高速道路を頻繁に使う訳でもないから、「いらない」と思っていたが、たまに利用する「手動での通行券と通行料金支払いはETCの割引特典を考えてもアナログからデジタルに移行すべき時期か」と・・・
「今頃・・・」と、笑われる話しだが、言うなれば「利用頻度」とか機械で言えば「稼働率」とか、議会で良く聞く言葉で言えば「費用対効果」なのだろう。
それら総合的判断で、私のアナログ的な生活でもいよいよETCが必要になった訳だ。
車社会の発展は、まだまだ展望が明るいが、今朝の朝刊に坂戸市の来年度予算が紹介されており、入西(にっさい)地区に計画されるスマートインターチェンジに測量調査として約7500万円の予算をつけた事が書かれている。
この件、平成19年12月10日に坂戸市長をはじめ毛呂山町・越生町・鳩山町の1市3町の首長が連盟で、冬柴国土交通大臣に要望書を出したばかりだが・・・
坂戸市の思い切った先行投資と言っていいのか?スマートインターチェンジ事業への着手が確実なのか?現段階で一番心配される、道路特定財源の行方は関係ないのか?と気がかりである。
実は私も、毛呂山町3月定例議会の一般質問で、このスマートインターチェンジを取り上げたかったのだが、坂戸市の動向も解らないのでは議会答弁も予想される判断から6月でいいかと・・・残念!
なぜなら、このスマートインターチェンジの着手が早ければ、ETCやナビ時代の車社会では、新しい人の動きが生まれるというものだから・・・
続く
2月20日AM7:00更新
テレビによって、本質が変えられるように思えてなりません!
私は、常日頃の生活の中でテレビを見ない方である。
見ないように決め付けている訳でもないが、たまたま「時間的な都合で見れない」と言ったほうがふさわしいのかもしれない。
昨日、久々にお世話になっている居酒屋さんに顔を出し、カウンターに座り、無沙汰の挨拶やら近々の変わりについて話した。
不景気と二八の月だからだろうか、いつもの顔ぶれの客もなく、点けて頂いたテレビから流れるイージス艦の事故のニュース・・・
最新鋭の装備を持ってしても、初歩的な対応ができなければ大きな惨事につながってしまう。
国会の、今の「ねじれ」から?、テレビから報じられる事故の対応に、さまざまな「尾ひれ」までが見え隠れしているように思えてならない。
他にも、道路特定財源について民主党の菅氏と宮崎県の東国原知事とがクローズアップされているが、番組構成で割愛されている部分が多すぎるために全体が見えず、個人のイメージだけが印象付けられてしまって・・テレビの悪いところでもある。
過日、NHKに出ない発言で大阪府の橋下知事の話しを車のラジオで聞いたが、これも話題性から言えばマスコミうけ的な話しで・・
個人的な負の要素を見つけては、視聴率目当てで突っついているだけの事ではないだろうか!
とは言え、橋下知事の選挙におけるマニフェストを、この府議会で
「変更せざる得ない状況」と報じられた件については、私がこのコーナーの1月29日で書いた通りであり、軽はずみな「うわべだけの奇麗事で本質が見られなかった・・・」の、何ものでもない。
(この件は、また後日取り上げます)
パフォーマンスは、テレビによって更に増徴され、テレビという先入観から本質が見えなくなるのだから・・・
メディアを選択し、”本質を見分ける力を養う”のが肝心です。
私は、やはりこれからもテレビは極力見ないでしょう。
2月19日AM1:00更新
昨日、農協職員との会話の中・・・
「米の価格(生産者米価)が下がった」と私の言葉に、「農家が悪いんだ」の職員の言葉!
反論での会話も平行線だったが、それにしても生産者米価と消費者米価の差は開くばかりだ。
そんな話しを書こうと思ったが、本日越生町でフリートーク?での講演会に呼ばれたため、その事で頭がいっぱいです。
2月18日AM7:00更新 書き換えました
来年度、毛呂山高校は鶴ヶ島高校と統合して鶴ヶ島清風高校となります。2月16日多くの、卒業生でにぎわう毛呂山高校でした。
16日の土曜日、毛呂山高校の「最後の感謝祭」に行って参りました。
町で良く見かける方々が多く、卒業生の顔ぶれでも毛呂山高校の歴史の深さが感じられます。
今回の感謝祭で、総合司会を行った方は、今から25年前に私がまだ独身の頃、同級生や先輩と5人で結成した「劇団 蔦(つた)」に入ってくれた、唯一の高校生です!。
当時、私達は毎週土曜日に旧役場(今の中央公民館)を使い練習をしており、町の広報に「劇団員募集」を掲載した際、毛呂山高校2年生の女の子が「高校生でもいいですか?」と入団したのがキッカケで・・・
それから3年間、2度の公演をしただけで仲間が次々と結婚する事で劇団の活動ができなくなり、やむなく解散・・・
同じ曜日に、人形劇団「おっぺ」も同じ場所で練習しており、劇団を続けられる事を羨ましく思ったが、当時においては演劇活動をしている事に違和感を持たれる人が多かったのも事実です。
「声優になりたいんです。だから毛呂山町に劇団ができたと知って
嬉しくなりました」。と、彼女が”自身の夢”について、そう話してくれた事を今も鮮明に憶えている。
毛呂山高校体育館で、マイクを持つ毛呂山高校感謝祭実行委員の彼女は、当時とまったく変わらない明るさとしっかりとした声で司会進行を務め、毛呂山高校を盛り上げていたが母校が無くなる思いは如何ばかりだろうか。
午後からの、「西大久保太鼓」やかわいい「ときわぎ幼稚園園児による合唱」、そして夕方4時からの、毛呂山高校卒業生「サスケ」のライブも最高でした。
私的には、一昨年の水田推進協議会での毛呂山高校とジョイントした内容であったり、昨年の個人的な関わりで米作りを毛呂高生と行った事は、「少しでも思い出の1ページになれば」と、考えた企画だったのですが・・・
毛呂山町として、毛呂山高校への係わりについて主だったものがなかったことは残念に感じているところです。
残すは、3月8日の毛呂山高校卒業式に合わせて、執り行われる統合記念式典となりました。
これからも毛呂山高校卒業生が、”夢をもって”いろいろな舞台で更に更に活躍されます事を心より期待する一人です。
2月16日AM5:00更新
前もって、お知らせしておけばよかったのですが、
本日、午前11時より県立毛呂山高校で・・・
「響け!毛呂山高校 最後の感謝祭!!」が行われます。
プログラムについては
11:00〜11:45 オープニング・よさこい
13:30〜14:00 在校生太鼓
14:30〜15:00 ときわぎ幼稚園 園児発表
16:00〜 卒業生「サスケ」ライブ
17:15〜17:30 エンディング
後夜祭 キャンプファイヤ−
と、なっております。
是非多くの皆様、お出かけくださりますようお願い申し上げます。
2月15日AM7:00更新
自分の体、自分の健康は、自分で・・・「心土不二」
家庭菜園は、自給自足になくてはならないものの一つです。
「心土不二なんだよ。皆、生れた所や住んでいる所から四里つまり16Km内で獲れた物を食べなきゃいけないんだ!
今の子ども達や親までもが、何でもかんでも出来ているものを買って来て食べてる・・・だから人間らしく生きられない。
お母さんは、しっかりと地元で作られた安全な野菜やお米を買って来て、子どもの健康を思って三度三度お勝手に立ってご飯を作る。
お父さんは、家族がお腹いっぱい食べられるように一生懸命働く。
そういう親の姿を見て、子どもはちゃんと育つんだよ」
私が、中学校のPTA役員を受けた当時のPTA会長の口癖だった。
「心土不二」(しんどふじ)、はじめて聞く耳慣れない言葉だったが、言葉の意味が判ると「なるほど・・・」と感じる。
「人と土は一体で、住んでいる土地で摂れた旬の野菜や魚・肉などを食すのが一番の健康につながる」という。
冷凍餃子の原因は、まだ解明されないが「心土不二」は皮肉にも中国のことわざである。
貿易の裏側として山菜の話しを何日か前に紹介したが、その程度ならまだいい方でトリックのような加工品の数々・・・、
他にも、見せかけばかりで貼り合わせたステーキ肉や鶏肉が数%しか入っていないチキンナゲットを美味しいと言って私達は”食べさせられてきた”のだろう。
農薬や遺伝子組み換えの話しも書き込んできたが、現代の食品は何が安心できる物なのかは外見だけではまったく解らない。
一番安心できるのは、自分で作った野菜ぐらいで・・・
話しが拡大してしまうが・・・
昨年私は、自分で耕作している約450坪の畑を、貸し農園として10区画に区切り貸し出した。
皆さん、よく畑に通われそれぞれに土に親しんだ一年のようで、誰もが来年度も継続契約との事・・・
まさに、心土不二!自分で作るのだから、これほど信頼できる野菜は他には無い。
作日は、越生の方がメールで貸し農園の申し込みをしてきたが、現在の場所では空きがなく違う場所を考えるようだ。
今までも町側に対して、一般質問や委員会審査の際に何度となく近隣市町で行っている「貸し農園事業」を質してきたが、毛呂山町は重い腰を上げる気はないようで、担当課では「需要が無い」とまで言う始末。
「それなら、データを!」と、自分で農地を解放し創めた事業だが、結果は思った通り「十分すぎる手ごたえ」である。
本来なら畑の収益性を下げてしまうのだから専業農家が行わなくても、行政が遊休農地を解消する事業として進めるべきもの・・・
特に費用もかからず、土地だけ用意すれば借りたい人が自発的に行うのだから、一事業で土地の有効利用・食の安全・コミュニケーション・健康増進・家計費節約?等々・・・
住民サービスの面からも、費用対効果を上げられる行政施策と成り得るものだろう。
自給率30%台で、食の安全性についてはまだまだ疑念ばかりの日本だが、自分の体は自分で守るしかない現実を見て・・・、
「心土不二を基本に、底辺から国を動かす時が来たんだ」
と、改めて強く感じる。
2月13日AM7:30更新
大安吉日、友情都市が誕生いたしました!
昨日は、新聞の休刊日で・・
そうなると尚更だが、今朝の新聞が待ち遠しい気持ちで埼玉版を読んだ。
「建国記念の日」でもある2月11日、毛呂山町と宮崎県木城町との間で結ばれた「友情都市盟約書調印式」の記事である。
両町は白樺派の文豪、武者小路実篤による「新しき村」で深い関係がある。
毛呂山町小沢町長の予てからの懸案が、インターネットでつなぐウェブカメラを使い、両町の町長をはじめとする関係者が互いの町に居ながら”新しい形”での調印式である。
私も、総務文教常任委員長として「友情都市事業検討委員」に委嘱された関係から同席したが、スクリーンを通して終始和やかなうちの調印式であった。
2月8日AM7:00更新
疑わしいものは・・・、健康は限りなく自給自足に近い形で!
もう、多くの方がご存知かも知れませんが「大豆の遺伝子を組み替える必要性は?」の前に・・・
大豆を使った食品の種類の多さをみても・・・昔からの”日本人の食生活”からなるものです。
味噌・醤油を筆頭に豆腐・納豆・きな粉や油等もとれますし・・・
副産物ではオカラや家畜の飼料にもなります。
日本人の食生活になくてはならない大豆ですが、国内自給率はわずか4〜5%程度、有機栽培の大豆では0,4%しか無いというのが現状なのです。
”日本は大豆の殆どを輸入に頼っている”という事ですが、日本の輸入量は、なんと世界第3位!
大豆の生産国としてはアメリカ・ブラジル・アルゼンチン・中国などがあり、中国を除いては「遺伝子組み換えの技術を導入して大豆を栽培している」と言っても過言ではありません。
問題の遺伝子組み換えをなんのためにするか?は・・・
主に「除草剤の使用において効果を上げる」ために考えられた技術です。
従来の大豆は、除草剤を散布すれば枯れますが、大豆の遺伝子を組み替える事により、ある種の除草剤が効かない大豆を作り出したのです。
ですから、その遺伝子を換えられた大豆では栽培中に、その除草剤をいくら散布しても回りの草は枯れますが、大豆だけは育つという仕組み・・・
遺伝子組み換え大豆は、いくら除草剤をかけても枯れない事から多量の除草剤が残留している事が懸念されますが、それだけではありません。
「人間の体に、この遺伝子組み換え技術がもたらす危険性は、長期的な時間を含めても調査が不正確であり、予測不可能な影響をもたらす」と解説する人も多いのが実態!
ヨーロッパの国々の考え方のように「疑わしいものは許可しない」という予防原則を採れればいいのですが・・・
経済摩擦の中、日本の考え方は曖昧であり「遺伝子組み換え大豆を使用してません」の表記があっても誤差5%以内ならOKとなっているのです。
”中国を除いて”ですが、この技術の導入の有無よりも中国の農薬事情や考え方が遅れており、「中国の畑の土壌は幾多もの農薬に既に汚染されている」と報じられております。
今回の中国から輸入された”冷凍ギョウザ”で考えられない毒物混入に対して中国側より”故意による”話しも飛び出しましたが、まだまだ真相は判りません。
先日、テレビで日本の”餃子の皮”を製造している会社が、「餃子の皮が売れすぎて」と嬉しい悲鳴のようですが・・・
もっと早く、食の安全性や自給率について、”多くの日本人に気がついてほしいもの”です。
2月4日AM7:00更新
節分は、季節の節目を意味し「立春」の前日を言います。
豆撒きは「邪鬼を追い払う行事」ですが、撒いている大豆は昔と同じなのでしょうか?
日々、餃子に関しての調査結果が報じられるが、ますます毒物混入の謎は深まるばかりである。
私も仕事柄農薬を使用するが、もともと農薬散布が嫌いだから自分なりの考え方で極力そのような仕事をしないようになってきた。
自分なりの考え方・・・
それは、病害虫がつきやすい作物や被害に遭いそうな時期には、できるだけ作らない。
たとえば、春から夏にかけてのキャベツがいい例で・・・その時期に栽培したのでは、少なくみても3回は農薬散布をするようだろう。
あくまでも、少なくみての話しで産地化しているような地区では、蝶々も飛ばないくらいに”徹底”?している現状でもある。
次に、病害虫の危険頻度が増した場合は、”根本的な改良”まで考える事だろう。
就農した当時は有機農法にこだわり、堆肥の投入が多すぎて肥料成分のカリ過剰障害を出してしまった事がある。
多くの方が知るように、肥料の必須要素は窒素(N)リン酸(P)カリ(K)で、皆さんが化学肥料を買うときは肥料袋の8−8−8とかの数字を見てると思うが・・・
カリとマグネシウムとの拮抗作用とか、ホウ素や鉄などの微量要素とか、アンモニア系肥料と石灰で有害ガス発生・・・など、土と肥料と作物との関係は奥が深いものです。
堆肥においても、入ればいいというものではなく、堆肥の質や量そして時期なども考えないといい作物はできない。
”良かれと思ったこと”が結果として生理障害ならまだしも、病気を出しては農薬散布にまで及んでしまうのだから・・・
土にこだわる事は、これからの農業ではない。
20年も一つのビニールハウスで作物を連作していれば、おのずと連作障害は現れ、その対処で大気にまで影響を及ぼすような土壌消毒を頻繁に行う結果となる訳だ。
”土を入れ替える”あるいは”土を切り離した”そういう根本的な考え方ができなかったら、農業はできない時代なのだろう。
とは言え・・・
ちなみに、私はトマトやキュウリには特にこだわっており、肥料も自分で3ヶ月以上かけて”ボカシ肥料”というものを作っております。
その肥料を施す量も半端でなく、10a(300坪あるいは1000u)当り10tも入れてますが・・・、
そこまでこだわる理由は、私が作ったトマトやキュウリを食べた方々の「おいしい!」の言葉が聞きたいという素朴な思いだけです。
日本は、アメリカ型の農薬基準であるのが現状だから、アメリカから”発ガン性”の報告があればその農薬の生産が中止されたり・・と 言い方を変えれば、日本は農薬に対する研究や国民的な考え方も緩慢なのだろうか。
それに比べれば、ヨーロッパの国々は農薬の研究も進んでいるし国民が自給自足を基本としているから、食生活が豊かに感じる。
”豊か”それは日本のように「お金を出せば、出来合いのものが何でも手に入る」というような物理的な経済を伴う”豊かさ”ではなく・・・
解りやすく言えば家族の健康を考えるための注意だったり、ダメな物はダメと言えるような「生きていくための人間としての思いやりや権利が主張できる力を失ってない」という”心の豊かさ”や牽いては強さと言ったものである。
そういう国民性があってからこそ、ヨーロッパの国々は自国やEUにおける連合国をお互いに守ってきているのだろう。
経済優先で自国を守らない日本とは、根本的にも大きな違いだ!。
昨日は節分で、どこの家庭でも「鬼は外、福は内」と豆を播いただろうが、我が家でも昔から主人が豆まきを行う”しきたり”から・・・
毎年のごとく夜7時過ぎから、豆の木を燃やして大豆を煎り神棚に上げてから、鰯をその火で焼き、その頭を大豆の木に挿したり、ヒイラギの枝を取ってきて・・・
と、段取りをして一人寂しく?大きな声で豆を撒いた。
昔は、娘も息子も笑いながら一緒に豆を撒いたものだから・・・
その豆まきの大豆、多くの方は買っているのだろうが、最近の「遺伝子組み換え」って何故だと思いますか?
2月1日AM7:00更新
貿易の裏側は、驚く話しばかり・・・
早いもので、この前2008年を迎えたと思ったら、もう1月が終わってしまった。
3日前の先月29日には、越辺・高麗川改修工事期成同盟会の視察で、宇都宮市街の中心を流れる釜川と言う川の二層構造に改修された状況を視てきた。
その日の昼食では、宇都宮の名物でもある餃子を堪能してきたばかり・・・月の移り変わりに、餃子の話しでもちきりである。
今回、中国からの輸入餃子における残留農薬の事件と言えるような考えられない事態に及んだ背景には、日本の”怠慢”といわざるを得ない対応があり、情報伝達の遅れや調査不足が多くの被害者を出してしまった要因だろう。
このコーナー6月19日の「士農工商について」で、私は書いているが・・「自国の農業も守らず輸入に依存する政策」その裏側の危険な一面が露呈したのだろうが、まだまだ「氷山の一角」だ。
以前、日本人だがブラジルに住んでいて貿易で成功している方の講演を聞いたことがある。
その中で・・・
「黒毛の牛でオーストラリアで生まれ育っても、途中で船に乗せられ日本に連れて来て一定期間育てて出荷すると、”国産黒毛和牛”となって取引される」と言う。
この程度の話しなら、まだ笑えるが・・・山菜の話しには驚いた。
日本の埠頭に、中国から1,5m程度のビニールで真四角に梱包されたものが輸入された。日本の商社が輸入したのだろうが、なかなか引き取りに来ないという。
何ヶ月も、埠頭の片隅に放置されたままだったから、回りのビニールも風化しボロボロとはがれて、中身が”山菜の塩漬け”という事が誰が見ても判るのだと言う。
塩の量も半端でなく、塩の中に山菜が絡まっているようだとも・・・
しだいに雨に打たれ、回りの山菜から塩が抜け、塩が抜けた部分から変色が始まったころ、埠頭の係員から連絡を受けた日本の商社が引き取りにきたそうだ。
「こんなに回りが腐りはじめたら、もう捨てるようだろう?」と聞けば
「回りだけそぎ落とせば、中は全然問題ないから塩抜きして色素で染め直せばちゃんと製品になる。回りをそぎ落としても、元が安いんだから採算には、ほとんど影響がないんだ」と・・・
そういう山菜を、私達日本人は日々食べているのだろうか・・・
私の作り話しではない、この話しは他にも多くの人が聞いている話だから紹介したが・・・
(だいぶ前に聞いたので、改善されていればいいのですが)
次は農薬の話しを予告といたします。
1月31日AM7:00更新
話題が多すぎて・・・
国会では、河野衆議院議長がリーダーとして、いい行司役を果たしました。すぐ次の山が目前に現れるでしょうが、与野党もここで冷静に判断する時間ができただけでも最善策と言えます。
男子のハンドボール、惜しかったですね・・・!
あと3点のところで、及ばなかったのですがハンドボールという競技に「まぶしい程の光が射した」そんな言葉で言い表せる試合でした。
昨日は、主将の中川選手を紹介しましたが、宮崎大輔選手の魅力でまだまだハンドボールのブーム?は続いてくれるでしょう。
昨夜から、とんでもないギョウザの話で・・・
今朝の新聞のトップであるが、まさに”複合汚染で被害者が出た”!
健康についての書き込みで、まだ自分なりの一区切りがつけずに次から次と取り上げたい出来事が起こる。
1月30日AM7:00更新
リーダーとして、成すことは・・・
マイナーでなくなったハンドボールを見ましょう!
”ピケを張る”そんな光景を久々に見た。
ガソリン国会と称された与野党の攻防だが、与党の「つなぎ法案提出」で野党の”ガソリン値下げ隊”による徹底抗戦である。
もう、ずいぶんと前のことだがテレビで見た一コマ・・・
国会内の階段で座り込みを続ける何人もの議員に「頑張れよ」と労をねぎらう小沢氏の光景を思い出す。
何の時だったか憶えてないが、リーダーとして小沢氏の若手議員を登用する変わらぬ手法に、タイムスリップした錯覚を感じる。
車社会での燃料費の価格は、国民の生活に直近する重大な問題でもあり、予断を許さない事態だが・・・
女子ハンドボールで日本が韓国に惨敗した。
不公平なジャッジによる「中東の笛」が引き金となったが・・・
ハンドボールという比較的マイナーと言われる競技が表(おもて)に出てきたことが本当に嬉しい。
私が高校時代、その当時日本ハンドボール協会の役員を務め、オリンピック強化チームの監督にまで名前が挙がった先生が体育の先生として在籍していた。
その関係もあって、体育の授業は必然的にハンドボールが多く、サッカーと違い、切り替えの早さと奪点の多さが醍醐味でハンドボールが好きになった。
高校を卒業しても、仲間とハンドボールのチームを作ったりしたが・・今思えば、その先生の強い影響力に惹かれてハンドボールをやっていたのだと思う。
どんな世界でも慕える人がいて、ある意味では人生の目標にまでなるが、今の国会の中央では・・・・?
今日は、男子ハンドボールの試合があります。
今までマイナーだった競技だけに、選手の層も薄く日本代表チームのリーダー中川選手(33歳)は・・・
「年齢も年齢なので何か残せるものがあれば」と頑張ってくれるようです。
是非とも今宵、激しい動きのハンドボールを楽しんでください。
1月29日AM7:00更新
大阪府知事選挙に思う
いけいけゴーゴー・・・大きな選挙になると、特にそう感じます。
毛呂山町が、月2回実施している無料法律相談は大変役立っており、以前は相談事があっても予約する方が多く、一ヶ月以上待つときもあった。
弁護士に相談したいような法律が関係する内容は、誰もが簡単なものではなく厄介な問題が主だから・・・
先延ばしでは、住民サービスとしての費用対効果も薄いものになってしまう。
平成17年9月議会において、私が一般質問で、町が行っている無料法律相談の増設を提案した際、「行政書士会の協力が得られる」との事で相談日を増やす事ができた。
先日、急に相談したい案件ができたので町の無料法律相談の予約状況を電話で確認したところ「すぐ予約できます」とのこと・・・
さっそく予約を入れ、何日後かの相談日に役場に出向き弁護士から丁寧にアドバイスを頂いたおかげで、自分なりの方向性が見出せた。
(今は、あまり待たずに町の無料法律相談ができるようなので、皆様も是非、相談事がある時は御活用ください。)
2年前のことだが、私の友人が子どもの怪我について責任問題の有無でモメており、私がいつも相談を聞いて頂いてる川越の弁護士を紹介したが、その時の回答では納得できないようだった・・・
「医療の世界でもセカンドオピニオンと言うのだから」と、再度、町の無料法律相談を紹介したが・・・
この時の弁護士のアドバイスが良くて、その友人も早々の対処で解決でき、大変に感謝されたことがある。
弁護士によって、相談に対する回答はそれぞれ違うもの・・・
テレビを見ても解るように法律相談がバラエティー化し、弁護士の判断で笑いまで獲っている様(さま)だ。
その一人でもある橋下弁護士の茶髪サングラスと、弁護士としては思いもしないような回答があって・・・
しかし、今は「時の人」である。
12月の事、タレントとしての橋下弁護士は、大阪府知事選への立候補について「2万%ありません」と言っておいて、その午後には立候補の決意表明である。
昨日テレビで報じられた、約一ヶ月に及ぶ大阪府知事選挙におけるパフォーマンスの数々は、さすがに弁護士と言うよりタレントさんというもの。
テレビでの弁護士回答や大阪府知事選挙立候補の表明に”軽さ”を感じる橋下氏だが、蓋を開けてみれば180万票という得票で圧勝である。
5兆円もの負債をかかえ、都道府県レベルでの「第二の夕張」とまで言われる大阪で、38歳という若い橋下氏に対して府民が寄せた期待は投票率が物語るものだろう。
が、「政治手腕が問われないとしたら、ただの広告塔でしかなく事務方の言いなりになる府政」と言う事に・・・
知名度優先の政治の世界となり、宮崎県・大阪府と続き・・・
いずれ全都道府県がタレント知事となるのも、時間の問題なのだろう。
1月28日AQM8:00更新
ドラマチィックな日曜日が終わる
長く続いた新年会が終わろうとしている・・・
健康について回り道をしながら書き込んでいたが、昨日の日曜日はドラマチィックな日となった。
大阪府知事選挙に出馬した橋下氏は38歳という若さで、投票率を前回の府知事選挙から8,46ポイントもあげて当選した。
選挙戦の戦術であったり、政財界の後押しが強かったようだが今後の衆議院の解散への気運も関係するだろう。
舞台は同じ大阪での国際女子マラソンでの福士は30キロ過ぎに失速・・・4度の転倒で涙を飲んだ。
大相撲では、問題が多かった朝青龍を白鵬が下したことに横綱の意地と気迫を感じた。
どの話しも、私なりの視点を書きたいが、ひとまず整理してからといたします。
1月24日AM7:00更新
コロンブスが持ち帰った、あと二つは・・・
なんと言うタイミングの良さなのだろう。
自分でもビックリしていますが、昨日の書き込みで・・・
「コロンブスがアメリカ大陸から持ち帰った三つの物の一つがタバコである」と書いた。
残りの二つについて”いつ触れようか”と思ったら、今朝の新聞で
「コロンブス隊、梅毒運ぶ」米大チーム遺伝子解析(朝日新聞P37)
の記事!。
私が、高校時代に世界史の授業で聞いたのも同じであり、その時は先生も梅毒と特定はしていなかったと思うが・・・
「性病とタバコとジャガイモの三つをアメリカ大陸からヨーロッパに持ち帰り、後にヨーロッパの国々が繰り広げた植民地時代によって世界中に広められる結果となった」と。
今まで、仮説として言い伝えられてきた事が、私の学生時代からしても30年以上も経って、遺伝子解析が行われるのだから不思議でもある・・・ガンとは違い抗生物質の薬で完治できる病気としての由縁だろうか。
なんとなく性病の事だから、書きたくもなく後回しにした昨日だが今朝の新聞記事で種明かしをする事にした。
私とすれば、もう一つのジャガイモの方が書きやすいジャンルであり、ついでなので・・・
これらはアメリカと言っても南米からコロンブス隊が持ち帰ったもので、いわゆるジャガイモは南米が原産国でナス科の植物です。
ジャガイモがナス科と聞いて驚く人もいると思いますが、同じ原産国であるナス科の仲間として、ナス・トマト・ピーマン・トウガラシ・シシトウそして昨日の話しでも登場したタバコもそうなんです。
そう聞けば、原産国(出身)が同じなのだから、なんとなく理解もできるのではないでしょうか。
これらのナス科の植物は、ヤニを茎から出しやすくトマトやタバコなどは触ると手が黄ばんでしまう程でして・・・ジャガイモも茎からヤニを出します。
皆さんが食べる芋の部分は、茎の一部が丸く肥大したもので、その証拠に日にあたっていると青くなるのは、光合成をおこしているから・・・
最近では、ジャガイモの種類も増えましたが「インカのメザメ」などは、まさに原産国を物語るネーミングでしょうね。
1月23日AM7:00更新
タバコは「百害あって一利なし」 健康のために、まずはタバコから
高校の時、世界史の授業で「コロンブスがアメリカ大陸からヨーロッパに持ち帰り、後に世界中に広まったものが三つある。その内の一つがタバコである」と習った。
(残りの二つは、また後ほど紹介します。)
最近、若い女性が車を運転しながら、タバコを吸っている光景をよく見る。
中には、くわえタバコの人もいるが、あまりいい感じはしないもの・・・
男性の喫煙者は、私の周りの人をみてもタバコを辞めた人が多く全体としても喫煙者数は減少しているのだろうが、そのせいもあって女性の喫煙者が目立つのだろう。
私もタバコを辞めて8年と9ヶ月と3日が経つ・・・
細かく言える理由は、自分の40歳の誕生日にパッと辞めたからで、この話しをすると誰もが面白いと言う。
以前から、タバコを辞めたかったが「いつでも、タバコぐらい辞められるさ・・・」と言いながら辞められずにいた。
37歳の時、「じゃあ、まずは練習で半年辞めてみるか」と大晦日の夜11時55分に「最後の一本だ」と自分に言い聞かせ火を付け、除夜の鐘と共に元旦から禁煙をした。
そして半年が経ち、7月1日には「よく半年辞められました」と自分を褒めながらタバコに火をつけた。
そんな私なりの「半年禁煙法」を2年続けて、つまり37歳・38歳の時にやったが、3回目の39歳の時には失敗・・・
毎年やっているからという”自信が油断につながった”のだろう。
その年は、正月の一週間でタバコの自動販売機の前に立っていた。
自信喪失は、力にもなるもの・・・
私は4月生まれだったので、「じゃあ、40歳の誕生日ならキリがいいや」と誕生日を迎える5分前に、最後のタバコの煙を胸いっぱいに吸い込み「これで、ほんとにバイバイ」と、水道の水でタバコの火を消して・・・ その時から現在に至っている。
まず、自身の健康のため、周りの方々が持つ嫌煙権のため、環境のため、家計のため・・・と”一人の人間が、タバコを辞める効果”はいろいろなところに波及していきます。
禁煙の方法は幾つもありますが、こんな絶煙は・・?どうでしょう。
1月21日AM7:00更新
日本人の三人に一人は、癌で亡くなっています!
ひとまず、京都議定書の2008年環境元年の今年・・・
毛呂山町の取り組みを質していきたいが、私は引き続き自分の専門分野でもある自然を相手にした緑の保全で頑張りたいと思う。
ここに来て、新年会が続く。
しばらく体調を崩し、大変だったが・・
昨夜は、坂戸で鴨鍋を肴に仲間といい酒を飲んだ。
具合が悪いとお酒を飲む気もしないが、やっぱり健康でなければと常日頃の生活を振り返る。
がん検診の受診率が上がっているが、それでも日本は世界の先進国から見れば健康診断などの受診率が低いとのこと。
次のテーマは・・・健康!
1月18日〜19日AM6:00更新
京都議定書の内容は・・・
「井戸を掘るなら、水が沸くまで掘れ」に意を強くする。
3月議会の一般質問の一つになりそうです。
日本の京都で、1997年に議決された通称「京都議定書」は、正式には「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」という。
地球温暖化の原因となる、二酸化炭素・メタン・亜酸化窒素・ハイドロフルカーボン類・パーフルオロカーボン類・六フッ化硫黄について1990年を基準年と定めて、共同で約束期間内(2008年〜2012年まで)に各国で温室効果ガスの測定数値の削減を達成させるものである。
削減割り当てについては、欧州連合15か国−8%、アメリカ合衆国−7%(連邦議会が議定書の批准を渋り、ブッシュ政権になってから議定書からの離脱を正式に表明した)
カナダ・ハンガリー・ポーランド・日本が−6%、クロアチア−5%となっている。
では、約束期間の元年でもある2008年を迎え、日本の状況はどうなのだろうか?
昨年の5月に2006年の温室効果ガス測定値が報じられたが、それによると1990年の基準年に比べ逆に6,4%増加しているとのこと・・・今まで日本では、産業界の技術革新に頼った施策が主だったが、それも限界にきているのだろう。
18日の新聞では、「リサイクル優等生 偽装」と日本製紙グループの再生紙への不信を招く記事である。
記事の中に、”今後想定される温室効果ガス排出の規制強化が、企業の生き残りを左右しかねないという事情に加えて、エコというものを使うことが、企業を実力以上の環境重視に走らせている”とある
そして19日には、他の製紙会社4社長が相次いで偽装を認めての謝罪会見であり、中には再生紙を謳いながら古紙配合率0もあるという。
生き残りに”エコ”を使い、背伸びをするあまり偽装へ走る・・・
昨年を代表する漢字一文字が「偽」だったが、新年早々またもや「偽」の幕開けに、現代において信じるものの少なさを感じる・・・
クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙で現在の大統領であるブッシュ氏に破れたアル・ゴア氏は「人類史上最大の危機」と地球温暖化問題を指摘し、米国にとどまることなく世界中に環境問題の大切さを発信している。
その中で、京都議定書を離脱した米国に「本来なら米国がリーダーシップをとるべきだ」と現政権を批判したうえで、「日本は、京都議定書をまとめた議長国である。引き続き温暖化問題でリーダーシップを発揮してほしい」と・・・
ゴア氏だけでない。この京都議定書の言葉が続く限り、あるいはその後においても、温暖化問題について日本の姿勢は世界各国から注目されるのは当然であり、今年の7月における洞爺湖サミットは開催国である以上に、その意味からも責任重大・・・
先にも述べた、今までの「産業界の技術革新に頼った施策」からいよいよ国・県・地方自治体の行政自体の強い関わりから、国民一人一人がこの問題を解決するための一員となる時期なのでしょう。
国では、「温室効果ガス排出削減のインセンティブを高めるための環境税を研究している」とのこと・・・
(インセンティブ:人の意欲を引き出すために「外部から与える刺激」のこと。例えば”成果に基づき報奨を与える仕組など”で同義語ではモチベーションがあるが、これは自発的動機付けである。)
税を環境に遣う割合も増えることは必至であろうが、18日の福田首相の施政方針演説の旗印は、ズバリ「環境」である。
7月サミット、ねじれ国会、解散時期等々・・・さまざまな関係を含めた一言「井戸を掘るなら、水が沸くまで掘れ」という引用は聖農・石川理紀之助の言葉であり、今朝(19日)の新聞紙面を飾った。
毛呂山町も、来年度予算査定がいよいよ大詰めだろうが・・・、
「地方自治体として、環境に取り組む姿勢をどれだけ数字に現わすことができるか?」を期待したいものだ。
1月17日AM7:00更新
本気ですれが大抵のことができる
本気ですれば何でもおもしろい
本気でしていると誰かが助けてくれる
とりとめもない、成人式の話しをしてしまいました・・・
環境の話しに戻るまえに、本日は、11月からずっと続いている公的機関との最終局面を向かえようとしています。
内容については、書き込む事もないと思いますが、何事も真剣に取り組めば”先には微かでも、明かりがみえるもの”という事を今回本当に痛感しております。
と言う事で、今日は準備がありますので失礼いたしますが・・・
明日は、「環境元年」の話しから
1月16日AM7:00更新
80歳を過ぎても、パソコン入門時代です。
今は、本当に便利な時代である。
先日、年老いた母が「だんしゃくのしゃくの字はどういう字だった?」と聞いてきた際、たまたまパソコンに向かっていたので、すぐ打ち込んで漢字に変換して見せた。・・・(男爵)
あまりに早く解るものだから、母も「私にパソコンの使い方を教えてくれ」と言うが、なま返事で済ましてしまった。
昔と違って、そういう時代であろう。覚えてしまえばこんなに便利なものはないし、そんなに壊れるものでもないのだから、より多くパソコンに触れる機会があれば自然と使いこなせる存在器機でもある。
要は、「おぼえたいという気持ち」であったり、「こんなに便利なんだから、使えなくてはもったいない」という認識であり、価値観なのだとも思う。
当然、そこには年齢なんて関係ないのだから、80歳過ぎの腰が曲がった母が望むなら「いつか教えてやらねば・・・」でしょう。
昨日の続きの本題です。
1月10日過ぎからでしょうか・・?私のホームページに、「毛呂山町 成人式」や「毛呂山成人式」という検索ワードでアクセスしてきた方々が増え始め、12日の土曜日にはアクセスの上位!そして全体の3割にもなってしまいました。件数で換算すると、ざっとですが200件前後でしょうか・・・
まさに、「不思議な現象」でした。が、その意味を理解できたのも容易な事でして・・・
私も、「毛呂山町 成人式」で検索してみましたが、表示されたのは真っ先に私のホームページのプロフィールです。
なぜなら、そのページの後半に書かれている「元社会教育委員」の活動紹介での「毛呂山町」と「成人式」の言葉にヒットしていたのです。
では、検索した方々は「毛呂山町 成人式」で、なにが知りたかったのでしょうか?
それは、毛呂山町の成人式が「いつ・どこで・何時からどのように開催されるか?を知りたかった」ということ・・・
つまり、成人式に出席する本人だったり、親御さんが調べていたのではないかと推察できるのです。
「毛呂山町のホームページ」で、成人式のお知らせを探してみましたが、見つけられた場所は、「お知らせ・募集」の中ほど12月25日掲載と広報もろやま12月20日号のページの中、お知らせP17でした。
毛呂山町のホームページは、大変充実してきておりますが過去に掲載したものでも、近々では今回のような大きな催しであったり、なおかつ二十歳ともなれば仕事や学業の関係で家庭との接点も薄いはずですから・・・
家庭内で”内容が変わってしまうような伝言ゲーム”より「毛呂山町 成人式」という検索で「成人のつどい」の案内にアクセスできたら、どんなに早く、そして簡単且つ確かであり、”知りたいと思う相手に対して親切な事でしょう”。
住民サービスを考えたら財政は、いくらあっても追いつかないものですし、財政難だから”住民と協働のまちづくり”へ移行する考え方がこれからの時代でもあります。
とは言っても、その考え方を「すべてにあてはめていいか」となればそれも違うはず・・・
少子高齢化時代をむかえ、より必要とされるのはハード面の施策よりソフト面の施策であり、情報の提供やその方法については、まさにこれからの時代になくてはならない、住民サービスの大事なものの一つでしょう。
また、施設などが伴わない訳ですので費用対効果の面から見ても ”思いやりや優しさを手法によって、多くの住民に与える事ができるもの”なのです。
調べる事に留まることなく、パソコンはとても便利なもの・・・
「たかが、検索方法のこと」と言われるのでしょうが、その”たかが”にこだわったり、あるいはビジネスにも発展していくのが今の時代というものです。
毛呂山町も、高齢者の方々を対象とした、パソコンなども含めた ”ソフト的な行政施策の充実が必要な時”なのです。
今思えば、私のHPで今年の「毛呂山町 成人のつどい」のお知らせを掲載しておけばよかったと・・・
1月15日AM7:00更新
”毛呂山町の成人のつどい”が和やかなうちに開催されました。
「不思議な現象!・・・それは、知りたいという一つの方法です」。
13日・14日は、全国各地で新成人を祝う会が開かれた。
毛呂山町では、13日の日曜日午後1時30分から福祉会館で
「第52回毛呂山町成人のつどい」が開催されました。
新成人の毛呂山中学校・川角中学校在学当時の映像などが懐かしく映され、企画・運営を十数人の新成人が行っただけに微笑ましく、また男女共に晴れ着が初々しいお祝いの会でした。
毎年この成人式には、式を妨害する若者のニュースが全国から伝えられる。
が、今年は二日間の新聞紙面には「成人式における騒ぎ」の話しもなく、各自治体の成人式に対する工夫であったり、今の若者の無関心さ?の現われなのだろうか・・・と思う。
「毛呂山町の成人のつどい」は、しばらくそのような騒ぎは無いが、平成11年度の毛呂山町成人式には、ある来賓者の挨拶の時、その来賓者が騒いでいた若者達を注意した事がキッカケとなり、しばしの間ステージと客席とで言い合いになり騒然とした経緯がある。
毛呂山町では、成人式を町担当課と社会教育委員会が”あり方や運営など”を協議しているが、たまたま私が毛呂山町のPTA連合会長であった平成12年度に充て職(あてしょく)で社会教育委員となりその平成12年度、社会教育委員会の会議では、前年度の成人式の反省を踏まえ成人式の抜本的な見直しがなされた。
社会教育委員でも担当を分けており、当時成人式を担当したのは、私を含めて3〜4名だったと記憶しています。
当時の担当職員と私は、よく意見が一致しており・・・
「もっと彼らを信頼すべきであり、成人する皆が主役なのだから上から押し付けるような式では無く、皆に式の企画・演出・運営をしてもらうような進め方がいいんだ」であった。
委員会では、確かに賛否もあったが早々に方向性は決まり、そうなると話しも早く、毛呂山・川角の両中学校出身で新成人の各4〜5名を担当課より呼びかけ選出していただき、企画運営委員として私達と合同で何度か会議を開く事に・・・
さすがに若者の意見は、突飛ですから「来賓や挨拶なんていらない」とか「はじめから立食のパーティー形式がいい」とか・・・
最初の会議では、どうなるか心配でしたが事務局や私達の考えもしっかりと聞け入れて”案ずるより産むが易し”です。
「成人式」の名称も、平成12年度からは今の「成人のつどい」と改名し、新成人の進行で騒ぎもなく和やかなうちに終わることができました。
その後の反省会では、これも新成人の委員から出たのですが・・
「成人の日となっている月曜祝日に開催したのでは、次の日が平日なので久々に再開した仲間とゆっくりもできない。皆、学生だったり仕事もあるのだから、前の日の日曜日に開催できないですか?」であり、翌平成13年度から毛呂山町は日曜日開催としたのです。
見出しに書いた件「不思議な現象」はこれからが本題です。
情報推進室の職員の皆様には、毛呂山町HPのあり方について、特に見ていただきたいのですが・・・後ほどとします。
PS,今朝の朝日新聞の「天声人語」は、若者のほのぼのとする内容が書かれております。是非とも御一読を・・・
1月11日AM8:00更新
今日11日は、鏡開きです。我が家では先代からの言い伝え・・・
飾ってあったお供え餅を下ろして、包丁ではなく手で割り砕くか金づちで割って小豆がゆなどに入れて食べます。
(武家の風習が始まりであり、”腹を切る”を嫌って包丁などの刃物で切るのではなく、手や金づちで割り開くようにし、その年の仕事始めを意味するようです。)
蔵なども、元日から今日まで入れないのですが、私の場合両親や亡くなった祖母から聞いてきた言い伝えであり、今も続けられている”しきたり”でもあります。
環境の話しの続きです。
植物だけでないですよね、昆虫も温暖化の影響ではないにしても環境の変化で多くの生き物が見られなくなりました。
昔、夏場では家の庭などに大きなアリ、小さなアリが絶えず動き回っていたし、いたるところにストローぐらいの穴があいていて、ニラを取ってきては、その穴の中の虫を釣り上げて遊んだものです。
あのゴムみたいに不恰好な虫は、ハンミョウと言う虫の幼虫だということ知っていましたか?
今、どんなに探しても見つけることは不可能に近いものです。
田んぼでも、昔は田植え前の”代かき”という作業をすれば、たくさんのオケラが水面を泳ぎまわったものですが、現在ではほとんど見ることが無いくらいです。
(オケラは昆虫では”万能選手”:空を飛べて、水の上を泳げて、土の中を潜れる。その上鳴く事もできる昆虫は、オケラだけみたいです。)
ホタルもです。見られなくなったホタルは、”環境のバロメーター”全国の自治体やNPOが手がけて復活させているニュースを聴いたりもしますが・・・
近くの坂戸市では、ある地域のグループが「ホタルが飛ぶ環境づくり」に取り組み、埼玉県から表彰されたとの事。
このような関係では、よく学校の先生や生徒などで構成する組織の話しを聞きますが、坂戸市のこのグループは結構な高齢者の集まりだという事には驚きます。
ここにも、先人として後世に伝えなければならない、環境の大切さを感じますね。
1月9日AM8:00更新
学説の一部で、温暖化を否定する話しもありますが・・・
”地球温暖化は、免れない事実”です。
先にもふれた、”七草がゆ”のしきたりは、古くは中国から由来したものであり、七草がゆを食べることによって一年の邪気を避けられると言う。
また、別の解釈では新年を祝う、お酒や不規則な食生活で疲れた内臓をいたわる意味もあるようです。
もともと、この時期に不足しがちなビタミン類を、普段食べない葉物から摂取できる事を含めれば、理にかなった昔からの戒めであったり知恵とも執れるものでしょう。
昔、田の耕地が整理されていない頃は、いたるところに清水が沸くところがあったりしてセリなどが多かったのでしょうが、耕地整理によって堰(せき)が止められると、水がまったくないのが今の水田です。
ですから、セリ摘みもほんとに見ることが無くなった光景と言えるのですが、これは稲作の生産性を上げるための耕地整理という開発行為から環境が変えられたもの・・・
温暖化についての直接的な要因は薄いにしても、間接的にはビオトープ農法という広い見地から言えば、関係もしてくるのでしょう。
(ビオトープ:ドイツ語で、コンクリートで固めない河川改修であったり、自然の形態を復元する工法を言い、鳥や虫・動物などの生き物の生態系機能を確保する考え方)
環境が植物にどのように影響をもたらしてきたのか?
植物では、種の発芽を例にとって言えば”水・空気・温度”の3要素が必須要素であって・・・
「種を播いたけど、芽がでないんですよ」と人から聴かれた際に、私は必ずこの三つの状態はどうなのか?を確認する。
播かれた種の状態で、「土が乾いていれば芽は出ない」つまり水分が足りない。
播いた種が地面より深すぎたり、水をかけすぎていれば「酸欠状態で芽が出ない」つまり空気が少ない。
播いた時期が冬期で低い外気温では「発芽適温ではなく芽が出ない」つまり温度が適さない。
のであり、すぐ解決できるほど植物の発芽におけるメカニズムは単純でもあり、逆に言えば環境に敏感?とも言えるのかも知れない。
播いた種が古い場合は、論外の話しです。
では、どれだけ環境が変わってきたのかを、私流に”人参”を例えて言えば・・・
以前は、7月の中旬に播かなくては秋からの収穫に間に合わなかったが、今では8月の中下旬でも十分作れるようになった。
むしろ7月の中旬に播いたのでは、暑すぎて人参の発芽適温ではなく地表も乾いている状態のため芽が出ないのが関の山であろう。
播種期だけをみても30〜40日の変化は、それを限定するだけでなく年間に及ぶ平均気温が上がっていることであり、現在よく言われる統計では、20世紀では0.6度の上昇で、最近では2100年までには平均気温は6度上昇するとまで言われている。
その頃になったら、人参をいつ播いたらいいのだろう・・・?
つまり、それだけ「温暖化が進んでいる」ということは、まぬがれない事実なのです。
1月7日AM8:00更新
春の七草を言える人、何割でしょうか?私は、言えますよ!。
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけの座・すずな・すずしろ、春の七草。
今日は七草である。昔からのしきたりだが今朝”七草がゆ”を食べられた方がどれ程いるのだろうか?
環境が変わり、スーパーでは見事?に揃えられた七草を手に入れる事ができるが、まったく地のものを集めるのは難しい・・・
環境問題について、日々多くのニュースが報じられているが、昨日の新聞にも、”福田首相も「美しい星」”と題して、今年日本の北海道洞爺湖で開かれるサミットに向けて、議長国としての対応が迫られる記事を読む。
米国ゴア氏の活動は著名人だけあってすばらしいものだが、なかなか進まない温室ガス抑制にむけた日本の対応は・・・?
しばらく環境問題を考えたい。
1月4日AM5:00更新
町の観光事業となりうる「苺の里」が好スタート!
結局、箱根駅伝は駒沢大3年ぶりの総合優勝と順天堂大・東海大・大東大の3校が棄権という波乱で幕を引いた。
特に、3校棄権は過去にもなく今後の大会運営の課題ともなるのだろう。
この駅伝が終わると、翌日4日の仕事初めが常である。
毛呂山町役場職員の皆様、今年もよろしくお願い致します。
ここで以前、このコーナーの6月22日に「西戸で観光事業が着実に進んでいる」と触れたことを紹介致します。
一昨年より、私共の農場に研修に来ていた方が、一年の研修期間を終えられ、埼玉県から新規農業者として認められました。
この方、もともと農地を持たない非農家でしたから、農業をやりたくても農地の問題であったり資金繰りの問題などハードルが高く、私のような県で認める認定指導農家での一定期間の研修が必要とされているのです。
その研修状況で、昨年の夏に県の認定が下り、”苺狩りを主とした観光苺園”をスタートさせました。
と言いましても、次から次とよくこれだけ問題が起こるものだと思い知らされる道程です。
なんといっても農地です・・・ハウスを建てるとなると長い年月の契約となるため、簡単に貸して頂ける地権者はおりません。
もともと鶴ヶ島の方でしたから、鶴ヶ島から始まり越生、毛呂山と借りられる農地を探し、幾つかの候補地もありましたが折り合いがつかず、最終的には私共が農地を貸すこととなりました。
農地の測量・造成から、ハウスメーカー・苺の高接栽培用プラントメーカーの選定、そして多額な借金などの資金ぐりや苺の苗の供給元を探す事など・・・
山のような問題は、奥さんと3人の子どもを抱えた40歳過ぎの脱サラ男としては、大変な決断であり、「苺の観光農園がやりたいから・・・」という安易な夢物語りでは到底ありえません。
私も、この方を一年間見てきて「この人なら、やり遂げるだろう」の確信を得たから10年20年のスパンで農地を貸した訳です。
昨日の話しでは、前の日の2日は、苺狩りに100人以上お客様が来て、赤い苺が少なくなってしまい今日の3日は、しかたなく午後閉園状態とのこと・・・
「井上さん、苺を早く赤くする裏技ないですか?」と予想以上の来園客に「よかったね、来年はプラントを増設したほうがいいよ」と答えましたが、しっかりと町の観光事業としてスタートができたようです。
苺は、作期の比較的長い作物です。
12月から6月まで、まだまだ”うどん粉病”や”葉ダニ類”などの病害虫の発生はもとより、思わぬアクシデントもつきもの・・・、
つまり、これもマラソンと同じですね。走り始めた「苺の里」が棄権などしないように、皆様からの大きな声援を心よりお願い致します。
PS,苺狩りは、週の後半の平日がお勧めです。
1月3日AM9:00更新
元日から、”悲喜こもごも”のニュース・・・
元日から、年明けにふさわしくすばらしい好天が続く。
と言っても、日本海側や東北ではこの冬一番の寒気団が居座り、豪雪のニュースが流れる。
大手企業に勤める義兄は、企業改革の立ち上げに伴い青森に単身赴任しており、昨日高速バスを使い帰郷した。
新年の挨拶でも青森の話題が中心だが、この二日間で積雪は1m近いと言う。
ただ、「寒さは、埼玉の方が寒いね。向こうじゃ雪のせいか風がこちらより冷たく感じないよ。住まいも職場も暖房完備だしね」と・・・
新年早々、この豪雪で槍ヶ岳では、ベテランの登山家を含む4人が雪崩れで尊い命を落したり、富士山でも、消防署職員が登山訓練で滑落し、27歳の若さで命を落すという山の事故が続いた。
地球温暖化の話しやこの数年来の暖冬から、人間の油断であったり、この冬の寒気による自然の猛威なのだろう。
亡くなられた方々の、ご冥福をお祈りいたします。
テレビでは、元日から正月番組が続くが、内容の無いバラエティーより伝統のある駅伝を見る。
1日の実業団駅伝から始まり、昨日の箱根駅伝往路そして本日の復路は、どのような展開になるのか・・・
「悲喜こもごも」という言葉があるが、この箱根駅伝を見ると昔の波乱とも言えるエピソードまでが回顧録として流され、まさに”悲”と”喜”を感じる。
今年の往路も、順天堂大が残り500mで棄権というアクシデントに泣いた。
”大学の名誉”という、あまりにも大きな責任を襷(たすき)に掲げひた走るも、足を止める時の屈辱的な決断と無念さを思うと・・・
これも感動です。
子どもの頃、父がボクシングが好きでタイトルマッチがあるとテレビに釘付けになり、脇で見ている私も夢中になって「いつか、ボクシングをやってチャンピオンになりたい」とまで思った。
誰も、子どもの頃は純粋だから惹かれるものがあると、それにあこがれるのは当然であり、そうやって夢が生まれ壊れ繰り返し大人になっていく。
どんなに短くても、どんなに多くても、その時その時に夢をもてる子どもは幸せで真っ直ぐ成長していくように思えてならないし、また、そのような環境を与えてあげるのは大人の責任でもある筈だ。
先の12月議会で、私が一般質問で取り上げた「子ども達をとりまく環境」は、幼稚園・保育園、地区のこども会やスポーツ少年団、小・中学校と子ども達に係わる境遇について、今一度見直し検討して頂きたいからである。
長く、1月上旬に開催していた”新春マラソン”が、11月に毛呂山鎌北湖マラソンとなった話しを、11月28日のこのコーナーで”基本的な概念が無い”と書いた。
1月のいわゆる冬季のマラソン大会は、スポーツ少年団がシーズンオフで参加しやすいのも大会の一つの意義・・・
また毎年、暮れから正月に報じられる各種マラソンや駅伝について言えば冬季がシーズンでもあり、子ども達の夢を掻き立てる”スポーツがもつ大事な要因”でもある。
テレビを見た子ども達が「走りたい」と思う”新春マラソンは、時期としてもそれなりの大儀があった”と改めて思い観戦した今年の「箱根駅伝」です。
冬季は、「路面が凍って危ないから」という理由も聞いていますが、路面凍結防止剤は環境にもやさしい酢酸塩系のものがあるようです。第一そんな事言ってたら、公道を使うマラソンそのものができませんよ!。